茂木敏充の発言 (経済産業委員会)
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○茂木国務大臣 アベノミクスの成果というのをきちんと賃金の上昇、所得の上昇につなげ、それが消費の拡大を生み、さらなる投資を生み出す、こういった経済の好循環をつくる。まさにこの国会も好循環実現国会と位置づけて、さまざまな施策を推進してまいりたいと思っております。
今、春闘が進んでおりますけれども、自動車産業を初め主要な企業でベースアップ、これまでになかった前向きな動きも出ているようであります。また、昨年冬のボーナス、相当ふえた企業が多いということです。
ちなみに、日本で最初にボーナスを出したのは、三菱グループの創始者の岩崎弥太郎さんであります。ボーナスの語源なんですけれども、これはさらに古くて、古代ローマのボヌス・イベントス、これは成功と収穫の神なんですね。まさに、成功と収穫ですから、企業収益が上がる、それが収穫、賃金や所得につながり好循環を生み出す、こういったことが必要だと思っております。
我々として、主要企業に賃上げの要請を行いましたときに、賃上げ、それから取引先中小企業、小規模企業との取引条件の改善も図ってほしい、こういった要請も行っております。
さらには、賃上げをした企業に対する優遇税制を行う。そして、投資促進税制につきましては、御案内のとおり、資本金三千万以下の企業につきましては、よりインセンティブの高い制度、こういったものもとっております。
さらに、ものづくり補助金、平成二十五年度の補正予算におきまして、二十四年度の一千七億円から一千四百億円に拡充をしていただきました。この中で、対象も、これまでの製造業から流通、サービスにも拡大するということにいたしました。そして、この採択に当たりましても、賃上げであったりとか人材の育成、こういったものに積極的に取り組んでいる中小企業、小規模事業者を前向きに評価して採択を行っていく、こういった形もとっております。
さまざまな努力を通じまして、大企業と若干やはりタイムラグが出る部分はあるかと思いますが、一日も早く賃上げが中小企業、小規模事業者でも起こってくるような環境をつくってまいりたいと考えております。