茂木敏充の発言 (経済産業委員会)
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○茂木国務大臣 委員御指摘のように、三・一一以降、我が国は新たなエネルギー制約に直面をしておりまして、化石燃料に対する依存度、これは八八%まで増加をしております。また、原発停止による燃料費の増加、二〇一三年度でこれが三・六兆円、国民一人当たり三万円の増加、こういったことが見込まれております。また、電気料金も平均しますと二割上昇ということになりますし、御指摘いただいたCO2の排出量にいたしましても一・一億トン増加ということでありますから、日本の総排出量の九%分増加という極めて大きな問題である、こんなふうに考えております。
そこの中で、今後のエネルギーの構成を考えていく意味で、エネルギー源ごとにそれぞれ特徴がございます。そして、安定供給、コスト、環境負荷、安全性、あらゆる面ですぐれたエネルギー源は残念ながらないということで、現実的かつバランスのとれたエネルギー需給構造をつくっていくことが必要だと考えておりまして、そこの中では、各エネルギー源ごとの強みが生き、全体として弱みが補完される、柔軟かつ重層的な供給構造の実現を目指していく政策が必要だと考えております。
まさに今、エネルギー基本計画、政府において検討中でありますが、エネルギー源ごとの特性というのを今回明確に位置づけたい、こんなふうに考えているところでありまして、パブリックコメントも一万九千件国民の皆さんからお寄せをいただきました。これを百数十項目に累計いたしまして、それぞれどうエネルギー基本計画の中に反映させていくか、こういった膨大な作業も進めております。
できるだけ早くこの政府原案というものを決定いたしまして、与党プロセスも経て閣議決定に持っていきたい、このように考えているところであります。