中丸啓の発言 (内閣委員会)

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○中丸委員 中丸啓でございます。よろしくお願いいたします。
 質問に入る前に、一つ申し上げておきたいことがあります。
 何事にも侵されることのないセキュリティーの環境を実現することを考える上で、究極の目的、何事にも侵されない、これが究極目的でございます。その中で、絶対にあってはならないのは、外部からの不正侵入、それから情報の改ざん、それから情報漏えい、大きく分ければこの三つだろうと思います。
 その部分に近づけていくには、完全独立というのが一つのキーワードになると思います。それに近づけること、これが、ネットワークを考える上での、一種の矛盾する、ネットワークというのは広がりですけれども、セキュリティーというのは究極は完全独立です。この二つの相対するものを考えることがまず一つ重要だろうということをお伝えしたいと思います。
 そのためには、情報というのは、当然、オープンにするものとクローズにするものが出るわけで、まず、その情報をセグメント化する作業、これが非常に重要になります。
 大きく分けて二つに分かれます。極論を言えば、多少攻撃に遭っても致命的な被害にならない情報と、絶対に攻撃されてはいけない情報、大きく分けるとこの二つに分けます。前者にあってはパソコンのネットワーク、後者は大型汎用機のネットワーク、こういうふうに考えていただければよろしい。前者はオープンOSを使ったネットワークであり、後者はクローズドOSの大型汎用機だというふうに理解をしていただきたいと思います。
 海外、国内を問わず、サイバー攻撃の脅威にさらされているネットワーク環境と、その環境から完全独立の汎用ネットワーク環境の二重ネットワーク環境が、これから実現していくセキュリティーを考えた上でのネットワークです。当然のことながら、データベースに関しても、オープンデータベースとクローズドデータベース、この二つを実装すべきであろうと思います。
 そのためにも、全てが閉ざされたシステム環境と一対一の専用回線、これで結ばれるネットワーク網が必要条件であり、それを実現できるシステムは、大型汎用機で構成されたネットワークシステムしか基本的に現状では考えられないと思います。
 どんなウイルスチェックソフトを使っても、先に攻撃を受けるのは間違いなく、後手に回るわけです。その後のウイルス対策にならざるを得ない。受けた後の対策では、どれほどの負荷がかかるかを想像するのも恐ろしいことであります。攻撃を受けない環境をつくることが絶対に必要であり、後悔のないシステム運営とセキュリティー対策を実現していただきたいということを初めに申し上げておきます。
 本日付の産経新聞の朝刊に載っていましたが、サイバー攻撃の九割が中国サイトへ接続したものであり、中央省庁や防衛関連企業など三十余りが平成二十一年以降攻撃を受けた問題で、コンピューターウイルスに感染したパソコンは国内で百台以上に上り、うち九割が中国のサーバーやサイトに強制接続されていたことが捜査関係者への取材でわかったというのがあります。中国が意図的にやっているかどうかという証明にはなりませんが、中国のサイトを九割が経由しているというのは事実であろうということが読み取れると思います。
 そういった中で、総則にもありましたように、目的に、「国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に寄与することを目的とする。」というふうに記載されておりますけれども、まさにこの一文が重要と、我々、いわゆる石原新党では考えております。
 そういう意味では、もう既に、先ほどのアタックも含めて、サイバーセキュリティーというか、サイバー戦争が既に行われているというまず前提を持ち、そういう認識のもとで理念を構築し、システム、法案を考えていかないといけないと思うんですけれども、松田提出者にお伺いします。今回はどのような理念で構築されましたでしょうか。

発言情報

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発言者: 中丸啓

speaker_id: 27418

日付: 2014-06-11

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会