松田学の発言 (内閣委員会)
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○松田委員 中丸委員御指摘のとおりだと思います。
現在の国際社会の課題全体を考えてみましても、ルールを守らない国々が一部にある。そして、それに対抗して、ルールを守るという価値観を持った国々がどうやって連携、協調をして対応していくかということが、経済面においても安全保障面においても、両面において大きな課題になっていると思っております。
経済面においては、その一環として、同盟国である米国と一緒にTPPというものを推進している。安全保障面においても、日本は、世界の中でも最も緊密な同盟国であります米国と連携しながらアジアのルールをつくっていくということは、いろいろな面で、日本は、その中でもアジアを先導する国になっていくということが肝要であろうと思っております。
なお、この基本法案におきましても、二十三条で、「国際的な規範の策定への主体的な参画」、あるいは三条で、「国際的な秩序の形成及び発展のために先導的な役割を担う」ということは規定しておりますし、また、二十三条では、「開発途上地域のサイバーセキュリティに関する対応能力の構築の積極的な支援その他の国際的な技術協力」ということが書いてございます。
ただ、アジアの国々との連携をするに当たっては、委員おっしゃるように、サイバーというものの特殊性に鑑みまして、信頼関係が構築できる、まさに、ルールを守る、そして、市場経済、自由主義という価値観も含めて共通の基盤を持った国々との間でまずは連携関係を結んでいくべきだろうと思っています。
なお、日本は、サイバーに関して見ますと、必ずしも最先進国ではありません。二〇〇七年に、先ほどもありました、エストニアが、サイバー攻撃、人類史上初の大規模な攻撃を受けて、翌二〇〇八年にNATOサイバーセキュリティセンターというのが設けられております。例えばこういったサイバーの先進国とも協調しながら、アジアに新しいルールをつくっていくことを先導していくことが大事だろうと思っております。
以上でございます。