中谷元の発言 (予算委員会)

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○中谷(元)委員 総理は、そういった基本的な考え方を示して、与党にも野党にも、きょうはこういう集中審議が開かれていますけれども、この集団的自衛権、限定されているかどうかのことも含めてやはり議論を求めてきたわけですね。
 そこで、国民の皆さんが知りたいのは、何で今になってこの集団的自衛権の行使について必要性が出てきたのかということを知りたいわけです。
 私なりに考えますと、もう冷戦が終わって二十五年、四半世紀になります。時代の流れというのは速いですね。そういう中で、このアジアにおける力関係、パワーバランスの変化というのはすごいものがありまして、例えばアメリカの軍事費、これは三分の一にカットするということで、アフガンや中東から兵力の引き揚げをするということですが、いまだにこれは実現されていなくて、アジアのリバランスは実行できない状態になっています。
 一方、中国は、やはり、一九九〇年から猛烈な高度成長をしまして、GDPにしても、防衛費にしても毎年二桁伸びていまして、今、中国の軍事費が十四兆円、これはすごいもので、日本は五兆円もないんですよ。これは、先進国の中でも、日本とイギリスとフランス、これを合わせた防衛費よりも中国の防衛費が多い。アメリカが今、世界の半分の軍事費のシェアを占めていますが、そのアメリカに急激に今近づいておりまして、強大な力を持つ状態になってきた。その結果、尖閣を含む南西海域に連日中国の公船がやってくるようになり、南シナ海というあの海域に自分の石油基地をつくったり港をつくったり、非常に権益拡大をしております。
 総理は、本当にこの急激な中国の軍事費の増強、また海洋権益の増大について率直にどう感じておられるのか、お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 118605261X01620140528_008

発言者: 中谷元

speaker_id: 2715

日付: 2014-05-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会