滝波宏文の発言 (経済産業委員会)

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○滝波宏文君 ありがとうございます。
 後でまさに原発の立地地域に対するいろんな安全対策、質問させていただきます。そっちの方にもどうか配慮をよろしくお願いいたします。
 それで、次に原子力規制委員会の審査について、改めてその姿勢をただしたいと思います。ちょっと時間の関係がありますので、まとめて質問させていただきます。
 敦賀原発の破砕帯の評価に当たっては多くの不自然さを感じております。最初の現地調査をしたのが一昨年の十二月の一日、二日で、いまだ調査結果も出そろっていないのに、僅か数日後の十二月十日には活断層の可能性が高いとの判断を下しております。まだ有識者会合の最初の段階なのに、委員長自ら、有識者会合等では例を見ないオブザーバーとして自ら出席をして、これでは安全審査はとてもできないと踏み込んだ異例の発言をされた。これは自公政権が復帰する衆議院総選挙のほんの一週間前です。また、原電が調査報告書があと一か月で出るので結論を出すのは待ってほしいと再三要請したにもかかわらず、規制委員会として評価を下してしまったのが昨年五月の二十二日。これは参議院選挙の二か月前であります。どちらも国政選挙の直前に原子力からの撤退を印象付けるためのアピールではなかったのか。独立性を標榜し、政治からの干渉を極めてかたくなに排除している規制委員会が、逆に政治的に自らの規制活動を利用しているのではないか。とすれば、大変な問題であります。
 続けさせていただきます。
 今度、そのような選挙の前の性急な行動と真逆で、その後には余りにも遅い手続を取っております。今申し上げたように、規制委員会の性急な決定にめげることなく、原電は予定どおり六月末に調査を終えて、七月十一日に報告書を提出しました。すると、その前の、選挙前の俊敏過ぎる動きとは一転して、待てど暮らせど音沙汰なし。冬に参議院同期の先生方とともに七名で敦賀原発の視察に行きましたところ、掘って剥いで露出した地層が雨風にさらされて、もちろん原電側がカバー等を掛けて保存の努力をされておりましたけれども、せっかく露出させた地層の表面がいつ剥げ落ちるのか、劣化するんじゃないかというふうな心配もしましたし、何のために予算をつぎ込んで掘らせたのか、早く見に来るべきだと、規制委員会の愚鈍な対応を情けなく思いました。結局、島崎委員らの現地調査は年が替わるまで待たなければならなかったし、見直しの審議に入るまで九か月も要しました。
 この恣意的な手続の緩急というのは一体どういうことなのか、自公政権には協力したくないということなのか、はたまた、やっぱり本音は脱原発だからなのか。御説明を、先ほどの政治利用じゃないかという点も含めて、委員長のお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 滝波宏文

speaker_id: 4777

日付: 2014-04-22

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会