古屋圭司の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(古屋圭司君) 国家公安委員会及び死因究明等の推進に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。
 最近の治安情勢に的確に対応し、国民の安全、安心を確保し、治安水準の更なる向上を目指すため、昨年十二月に閣議決定をされた「世界一安全な日本」創造戦略に基づき、二〇二〇年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催を視野に、以下の諸施策を強力に推進をいたします。
 第一に、サイバー空間の脅威に的確に対処すべく、警察の対処能力の向上、民間事業者等の知見の活用、外国捜査機関等との連携等の取組を推進します。また、近年多発するストーカー事案には、関係機関や民間団体等とも緊密に連携をし、被害の未然防止、拡大防止に向けた取組を推進するほか、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺には、警察組織を挙げた取締り活動及び官民一体の予防活動を強力に推進するなど、現下の犯罪情勢に即した取組を推進をいたします。
 第二に、暴力団による事業者襲撃事件、対立抗争事件の発生や脱法ドラッグの蔓延などの厳しい組織犯罪情勢に鑑み、取締りの徹底、暴力団対策法の効果的な運用、暴力団排除活動の推進のほか、資金源の封圧、犯罪収益の剥奪、犯罪インフラの解体に向けた取組を推進します。
 第三に、昨年の交通事故死者数は十三年連続の減少となりましたが、引き続き、世界一安全な道路交通を実現するとの目標の達成に向け、高齢者対策を始めとする総合的な交通事故防止対策を推進します。また、より交通事故抑止に資する取締りや交通規制の見直しに努めます。
 第四に、厳しいテロ情勢に鑑み、情報収集・分析、重要施設の警戒警備、テロ対処部隊の能力向上等に努めるほか、北朝鮮による拉致容疑事案等の捜査、調査、北朝鮮等に関する情報収集・分析、不正輸出事案の捜査等を推進します。また、東日本大震災の教訓を踏まえた災害対応能力の向上に努めます。
 第五に、DNA型鑑定等の客観証拠に基づく捜査を一層推進するため、鑑識・鑑定体制及び捜査支援分析体制の強化に努めるほか、捜査環境の変化に対応するため、捜査方法、取調べの高度化について必要な取組を進めます。
 これらの諸施策を推進するに当たっては、警察職員の不祥事に対して厳正に臨むことはもとより、積極的な警察活動を展開することにより、国民の期待と信頼に応える強い警察の確立に努めてまいります。
 なお、重大な犯罪を防止し、及びこれと戦う上での協力の強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の今国会への提出に伴い、今国会に同協定の実施のための法律案を提出しております。
 平成二十六年度警察庁予算については、一般会計予算における歳出予算要求額として、三千二百十二億九千八百万円を計上しております。
 続いて、死因究明等の推進について申し上げます。
 我が国においては、死因究明等の実施に係る体制の充実強化が喫緊の課題となっており、今後とも、死因究明等の推進に関する施策について、横断的かつ包括的に検討及び推進をしてまいります。
 以上、所管行政について申し上げましたが、水岡委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げます。

発言情報

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発言者: 古屋圭司

speaker_id: 7136

日付: 2014-03-11

院: 参議院

会議名: 内閣委員会