小野寺五典の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、複合事態への対応についてお尋ねがありました。
厳しさを増す我が国周辺の安全保障環境を踏まえれば、複数の事態が連続的又は同時並行的に発生する場合においても、実効的な対応を行うべきことは当然であります。
このため、新防衛大綱においては、複合事態への対応については、島嶼部に対する攻撃や大規模災害といった個別の事態と同列に扱うのではなく、これら各種事態への対応に関する基本的な方針として明記しております。したがって、諸外国から御指摘のような誤解を招くことは考えておりません。
次に、いわゆるグレーゾーンの事態についてお尋ねがありました。
新防衛大綱においては、我が国を取り巻く安全保障環境における安全保障上の課題の一つとして、領土や主権、海洋における経済権益等をめぐる、純然たる平時でも有事でもない状況をいわゆるグレーゾーンの事態と位置付けています。その上で、これが長期化する場合に、現場における不測の事態の発生等を通じ、より重大な事態へエスカレートする可能性が懸念される旨の認識を示しています。
なお、グレーゾーンの事態は、法的な概念ではなく、また、その言葉の意味どおり、幅広い状況を端的に表現したものであることから、個別の状況が当該事態に該当するか否か確定的に述べることはそもそもなじまないものだと思っております。
次に、自衛隊の運用に関する防衛省の組織の将来像についてのお尋ねがありました。
現在、いわゆる防衛省改革の一環として検討を行っている自衛隊の運用に関する組織の具体像については、いまだお示しできる段階にはありませんが、内部部局と統合幕僚監部のそれぞれの業務を整理することで、防衛大臣の意思決定について、的確性を確保した上で、より迅速化することができる体制を目指してまいります。(拍手)
─────────────