三谷英弘の発言 (安全保障委員会)
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○三谷委員 みんなの党の三谷英弘です。
私は、防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をさせていただきます。
個人的な話ではありますが、私の父親は海上自衛官でありました。防衛大学校において厳しい訓練を繰り返し、卒業後はP3Cのパイロットとして、米ソ冷戦の真っただ中において常に最前線で危険に身をさらす、決して楽ではない業務でした。訓練中に同僚が命を落としたこともあると聞いております。また、その生活も、基本的には官舎の中に居住し、ほぼ二年ごと日本国内を転々と引っ越しが続き、私がある程度育った後はずっと単身赴任を続ける、そんな生活を送っておりました。
そのせいか、私も、生まれ育った一定の場所がなく、昔からの幼なじみがいない、政治家としては致命的な状況に置かれているわけであります。
それはともかく、そういった個人的な知見に加え、質疑の中で答弁いただいた自衛官の職務の特殊性に鑑みると、同時に、近時ますます増大する自衛官の役割、そしてそれに伴う危険性の増大もあわせて考えると、自衛官の給与のあり方そのものを大きく見直していくべき時期に来ているのではないかと考えております。
先ほどの質疑でも明らかになりましたとおり、今回の給与法の改正案に関して、多くの自衛官の皆様が前向きな姿勢を見せていることは理解をしております。
私が所属するみんなの党は、国家公務員の総人件費の二割削減を訴えて選挙を戦っております。その意味で、全体として国家公務員の人件費の増大につながる本法案に手放しで賛成するわけにはまいりません。
しかしながら、同時に、我々は、霞が関に能力給をもっと導入すべきと訴えており、その能力に応じて給与が支払われることは必要だと考えております。その意味で、その職務の困難性に応じた給与差をよりつけることも考えるべきではないかと考えております。本日の質疑にもありましたが、人事院勧告に基づき給与が改定されているあり方自体も改めて検討することも必要だろうと考えております。
また、その際には、危険な職務に従事をされているわけですから、自衛官に限らず、警察庁や海上保安庁において現場に立たれている方々に対する給与のあり方も同時に検討すべきです。
その意味で、自衛隊の皆様を初め、特殊な職務に従事されている方々の給与のあり方そのものを見直していただきたいという思いも込めまして、今回の法案に対しては反対させていただきます。
ありがとうございました。