中丸啓の発言 (地方創生に関する特別委員会)
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○中丸委員 次世代の党の中丸啓でございます。
きょうは本当にお時間をいただきましてありがとうございます。よろしくお願いいたします。
まず、時間も限りがありますので、我が次世代の党は、「次世代に胸を張れる日本へ。」ということで党を新しく八月に立ち上げましてやらせていただいているんですけれども、この地方創生、まさに、次の世代にどうやって、地域も含めて日本という形を残していくか、ここが一番大事な視点だろうというふうに思っております。
そういった中で、きょうさまざまな御意見を頂戴しまして一番思ったことは、先ほどから出ていましたが、今、知事はちょっと別にして、お三方は、それぞれの分野、それぞれのところでしっかりと御苦労なさりながら活動されて、一つの成功の位置にあると言っていいと思います。しかし、こういったさまざまな多くのチャレンジを全国で行うに当たって、全てが皆さんのように成功するということは非常に難しいと私は考えます、これは、起業するとき全てにおけることですけれども。そうすると、やはり起業家が日本で育ちにくい理由の一つとして、失敗したときのリスクが非常に大きいという問題があると思うんです。
質問を先にまとめてさせていただきます。
まず、お三方には、一問目として、再チャレンジするために、そういった失敗があったときに、もう一度、その間に得た教訓、経験を生かしていくようにする仕組みが、現状のままでいいと思われるか、それとも、何かこういうふうにした方がいいという御提案があればお聞かせ願いたいというのが一点。
知事には、この再チャレンジも含めて、特に起業家というのは、初めて起業して少しのお金が入ってくると、言葉は悪いですけれども、ゴルフに行ったりとか、夜、繁華街に行ったりとか、そういったことに使ってしまう傾向も非常にある人種でございます。そういう意味でも、そういったものをPDCAサイクルできちんと見ていく仕組みには、行政だけでは限界があると私は思っていまして、信用金庫、それから地元の地銀等の金融機関、こういったところが、通常の銀行業務の枠を一歩踏み越えた状況で、実際に西武信用金庫とか、そういう成功例もございますので、こういうのを知事がどういうふうにお考えかお伺いしたいというのがまず一問です。
それから、大南理事長にお尋ねします。
さまざまなコンセプトメーカーでありコーディネーター、行政との連携をとられながらうまく活動されているというふうに理解していました。そういう中で、文化というものといろいろなものを結びつけるに当たって、私は、大南理事長の中に、非常に遊び心、楽しみを創造する力というのを持たれているんじゃないかと感じました。
そういう、これをやっていて楽しいなというお気持ちを、どういうふうにしてモチベーションを持たれているかということを一つお尋ねしたいと思います。
それから、いろどりの横石社長にお尋ねします。
先ほども、従業員さんの給料、ボーナスとおっしゃられていましたけれども、株式会社である以上、当然利益を求めていく中で、この利益と公益性のバランスを保たれている一番は、横石社長の志であろうというふうに私は思いました。
この志を強く持たれている、これは教育で育てられるというのもありましたが、私は、自分が起業家であった経験からいいますと、実は、その裏にあるさまざまな、生き方であったり、家庭環境であったり、友人であったり、逆に、負の遺産とも言えるようなコンプレックスをプラスに変えていく能力というのが非常に必要な役割だと思います。
そういったものをどうやって教育の中で実践していくことができるか、もしお考えがあればお聞かせ願いたいというふうに思います。
それから、どりーまぁサービスの山口理事長にお尋ねします。
生涯現役、まさに人間にとって最大の幸福であろうというふうに私は思います。そういう、田舎ならでは、しかしやりがいがある環境、この両立の中で、参加意識ということを非常におっしゃられたと思います。
この中で、都市に住んでいる方々から見た、要は、今は都市に、例えばお年寄りの人は、病院がある、便利がいいから行きたいではなくて、魅力として、そういう参加意識、これは逆に田舎でないとできない部分、地方でないとできない部分があると私は思います。
その魅力づくりに関して心がけておられること、さらに、ここを強化すれば、もっと都市部から、例えば関東圏だけで、三千万人を超える人がいれば、ほんの一%が地方に行くだけで、人口の少ないところというのは非常に大きな成果が出ると思いますので、そういった数値的な管理とかも含めて、何か思いがあれば教えていただきたいと思います。
最後に、知事なんですが、さまざまな皆さんの力を総合力としてまとめられて、やはり知事の発信力が非常に大きく出ているんではないかというふうに私は思います。
この発信力の中で、先ほどSNS等もおっしゃられましたけれども、やはりそのメッセージの中身が非常に大事だと思います。その中身の上で、発信に際して、ある意味虎の巻かもしれませんが、ぜひともその手のうちを明かしていただきたいというのが一点。
それと、先ほどの地方金融との兼ね合いの中でというところで、私は、要はお金の域外流通、流域の外に出さなくて、域内、例えば徳島県あるいは神山町であれば神山町、そういった形の域内でどれだけの消費行動を起こせて、外側にどれだけお金を流通しないようにするかというポイントが、その地域の経済、流通において、要は町のGDPといいますか、それをいかに外に出さないかというのも地方にとって一つの非常に大きなテーマだと思いますので、それをお聞かせいただきたいと思います。
あとは、こういった地方創生全体にかかわる取り組みにおいて、それぞれがさまざま個性を持ってやっていただくのではありますけれども、やはり全体統括として、知事として、発信等だけではなくて、PDCAサイクルというので評価して、今後必要な改革、改善ポイントはどこにあるか、それをどういうふうに見ていくお考えかというのをあわせてお伺いしたいと思います。