篠原孝の発言 (地方創生に関する特別委員会)

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○篠原委員 民主党の篠原孝でございます。
 貴重な時間をいただきまして、質問させていただきます。三十分しかありませんで、大事な時間ですので、ちょっと早口でやらせていただきたいと思います。
 資料を皆さんのお手元にお配りしております。三十分にはもったいない立派な資料を十二ページ用意してありますので、よくごらんいただきたいと思います。
 まず、私、この地方創生委、これは待ち望んだ委員会です。私は、政治が地方への光を当てなかったら変えられないと思っております。ほっておいたら、集中のメリットというのがあるんです、だんだんだんだんそうなっていってしまうんです。それは政治が変えなければいけない。だけれども、我々政治家が、その役割をちゃんと果たしているかどうか。
 これは実は、二度も同じようなことをしたくなかったんですが、麻生総理大臣のときにこの点を指摘させていただいたんです。余りぴんとこなかった方がおられるかもしれませんけれども、再びですから、やらせていただきます。
 資料をごらんいただきたいと思います。なぜこの資料をつくったかというと、我々政治家、政治、一極集中がひどいんですね。政治家の一極集中というのが物すごいんですよ。
 まず、二ページの安倍内閣のところを見ていただきたいんです。よくごらんいただきたいんです。結構時間をかけてつくったんです。身辺調査ですけれどもね。お金のことは余り私は調査しませんでして、どこで生まれて育ったか、価値観がどこでできるか。ませた人は小学校の上級学年でできるという人もいるかもしれませんけれども、大体は、多感な中学、高校をどこで送ったかによってその人の価値観ができるんだろうと思います。私なんかはぼけていますから、大学になってもまだできていなかったかもしれません。
 見ていただきたいんです。どこで生まれ育ったか。選挙区はそれぞれ違いますけれども、首都圏で生まれて、出身高校を見てください。わかりますかね。十九名の閣僚のうち、東京の高校が六名、首都圏の高校が九名です。物すごい偏りです。
 これはしつこく申し上げませんけれども、次のページを見てください。ちょっと安倍さんがおられたら見ていただきたいんですが、岸さん、おじいさんのときにどうだったか。
 これは実は、麻生太郎内閣のときにしたんです。四ページを見ていただきたいんですけれども、このときも石破さんは農林水産大臣でおられて、この話をちょっとは覚えておられるかと思います。
 四ページで大事なのは、一番下の注で、二世、三世閣僚は一人を除き東京ないし首都圏育ちだということなんです。これはやはりよくないんです。近藤洋介さん、今おりませんけれども、うちにも二世がおられます。このお二人は、両方とも二世ですけれども、ちゃんと地元の高校、沼津東高校と山形東高校を出ているんです。ちょっと褒めようと思ったのに、いないのでだめですけれども。
 おわかりになりますか。だから、皆さん、息子を、娘を政治家にするんだったら、ぜひお願いです。余りしない方がいいんですけれどもね、こんな稼業は。継がない方がいいと思いますけれども。いや、誰がやってもいいんです。ですけれども、それは地方の声をちゃんと肌で感じる政治家にしていただきたいんです。地元で育てていただきたいと思います。こんな偏りはないんです。
 いいですか。見ていってください。今度、ではこれはどうなのか。もっとひどいのが七ページ。
 七ページを見てください。ぎょっとしますよ、私は。氏育ちだけで判断してはいけないんですが、一つの基準ですよ。七ページに太い字で書いてあります、歴代総理がどこで生まれ育ったかと。地方度合い、こういう度合いはないと思いますけれども、私が勝手につけた名前です。
 わかりますか。かつては田舎で生まれて育って、そして、土のにおいのする政治家が山ほどいました。皆さん、おわかりになると思います。途中から東京生まれの東京育ちばかりになって、森さんが違うんですよね。だから、何となく親しみを持てるような雰囲気をお持ちになっていますよね。こういう感じですよ。やはり僕は、よくない、偏っていると思うんです。
 その次のページ、皆さん御存じの、アメリカは今、中間選挙ですけれども、見ていただきたいんです。戦後の大統領。真ん中に生い立ちと書いてあります。後でよくごらんいただけたらいいと思いますけれども、地方度合い、州が重なっているのはケネディ大統領と父ブッシュ、マサチューセッツ州だけです。大半が、地方のスモールコミュニティー、健全な地域社会で育って、そこのことを忘れずに政治をやっておられると思うんです。もちろん、学習というのはありますけれどもね。これをよく頭の中に入れておいていただきたいんです。
 そして、最後の方にありますけれども、ですから、首都圏にみんな政治家が固まっている。それだけじゃないんです。選挙区は地方だけれども、マインド、気持ちというか、そういうのはこのあたりだという方が物すごく多いんです。これでは、地方に思いをはせた政治はなかなかできないんだと私は思うんです。この点をよくお考えいただきたいんです。
 まず、のっけから、これは石破大臣の担当とは思わないんですけれども、こういうことの改善というのは何かありますか、ちょっとお答えいただきたいなと思うんです。

発言情報

speech_id: 118704773X00820141105_007

発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2014-11-05

院: 衆議院

会議名: 地方創生に関する特別委員会