村岡敏英の発言 (地方創生に関する特別委員会)
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○村岡委員 ありがとうございます。
もちろん合併が進んで、そういうこともあるんです。しかし、私はそうは思っていないんですね。やはり、地方の議会に出る人が少なくなってきたという原因の中に、本当に権力構造が固定化しているんです。権力構造が固定化すると、それは幾ら意欲があっても、最初から負けというんじゃなかなか出ないというのが現実です。
そこの大きな原因に、今までやってきた政策の中で、この地方創生も、日本列島改造論から今の地方創生までいろいろな、東京一極集中を避けていこう、そして全国を均一的に、それぞれの地域の努力でそれぞれ発展していただくということがあります。しかしながら、それで選挙にも出ないということの中の、原因の一つに、やはりいろいろな政策をとってもばらまきになるんです。それは、石破大臣が前回の質問のときに、走りながら考えると言いました。走りながら考えているのが今までの政策全部なんです。走りながら考えると、どうしてもばらまきになるんです。
例えば、先ほど言った地方の中の地方と言われる我が秋田県ですけれども、その秋田県の新聞の中で、自民で組織乱立、ばらまき懸念というのがきょうの新聞に載っているんです。それは何かというと、自民党の中で、河村建夫元官房長官が本部長を務める地方創生実行統合本部、それから稲田朋美政調会長が率いるどこでも政調会、町村信孝元外務大臣が会長の人口減少対策議員連盟、次々と誕生した背景には、予算を獲得するためにこれを三つやった。そして、それぞれ地方の中で誰が一番主導権を握るか。
もうこれはまたぞろなんです。私も自民党の議員の秘書を十六年やりましたし、いろいろな形、これはまたぞろ出てきたなと。石破大臣が懸念していたことがもう出てきたんです。決まっていないと、どんどん、それは中央官僚に、そして国会議員の口ききということになって、結局しっかり考えなくなっちゃうんです。
それは何かというと、この前、地方公聴会をやったときに、ある市町村長が言いましたけれども、それぞれ国会議員に陳情しに行くと、何も中身を見ないで、はい、わかった、これは予算、何々省に連絡しておくから。これがほとんどなんです。それを町村長の方々が言います。
やはり、しっかり現場を見て、どういう状況で、もしかしたら市町村の要望も違っているかもしれません。いや、よくこういうことを調べなさい、ああいうことを調べなさい。真剣に国会議員が地方を創生するといったら、中身を見なきゃいけない。
ところが、こういうのがどんどん出てくると、結局予算づけで、わかったわかった、何々局長に連絡しておく、何々課長に連絡しておく、こんな感じで全てが終わるから、これは二、三年続けば、後は、次はもうないんだなという感覚になります。そのときだけよければ、これが地方創生を今までなし遂げられなかった大きな原因だ。
石破大臣、どう考えられていますか。