藤川政人の発言 (予算委員会)
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○藤川政人君 じゃ、ちょっと二枚目のパネルにしていただきたいと思います。
このパネルを見ていただきますと、何と鎌倉時代から、鎌倉幕府成立の人口統計から、すばらしい統計だなと思うんですが、二一〇〇年までの人口の推移が掲げられております。二〇一〇年、一億二千八百万人を頂点として、明治維新三千三百万人、それから九千万人増やした後、もう急な坂を転げ落ちるように人口は減少してまいります。それと同時に、高齢化率も示されておりますが、まさに高齢化を支える中で高齢者の基本的生活を安心できるものにするのが、今大臣おっしゃっていただいたGPIF始め年金の運用につながると思います。投資政策である以上はリスクは必ず生じると思いますが、担当大臣として、是非国民が安心できるようになお一層御尽力を賜りたいと思います。
通告は、この後、成長戦略のお話をちょっとさせていただくつもりでおりましたが、この関係もありまして地方創生関係を先にさせていただきたいと思います。
将来の人口をこの表で見ますと、東京オリンピック・パラリンピックが開催される二〇二〇年、期待の事業でありますが、その年にこの国から三百万人人口が減少いたします。これはほぼ確定値でございます。そして、二〇三〇年、リニア新幹線が開通した三年後の人口推計では、何と一千万人の人口がこの国から消え去る。これは、東京二十三区内約九百万人を大きく超える規模であります。東京オリンピック・パラリンピック開催、そしてリニア中央新幹線の開通、そして先般のMRJの竣工などなど、国民に夢と希望をもたらす大きな節目となる事業やイベントの裏では、我々が想像もできないすさまじい人口減少が進行することが予想されております。
いわゆる増田レポートでは、人口の再生産力を表す若年女性二十歳から三十九歳に着目し、若年女性が二〇四〇年までに五〇%以上減少する自治体、すなわち消滅可能性都市が八百九十六団体に上ると衝撃的な試算を行いました。この試算を前提に依拠すれば、地域からの若年女性の流出を防ぐ手だてを講じる必要もあるかと思います。
女性が都市部に出ていくことを強制的に止めることはもちろんできません。しかし、女性にとって魅力的な働く場を地方に用意する必要があるのではないでしょうか。都市部にはどんどん女性が集まり、山や川を、そして多くの問題を抱える過疎地に男性が残るとなれば、どんどん結婚の機会はなくなり少子化に、加速化を進めるのではないかという心配をしております。もちろん、魅力があるとはお金だけのことではないと思います。例えば、働いて他人から感謝されるとか仕事にやりがいを持つとか、いろんな価値観があると思います。
地方における女性の働く場について、有村女性活躍担当大臣に率直な感想を伺いたいと思います。