小川淳也の発言 (安全保障委員会)
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○小川委員 大臣、形式的に内閣府に移ったのは事実です。しかし、御答弁ぶりは、形式的にはそうだけれども、業務上極めて関連の深い団体であり、私どもとしてもしっかり見ていきたいというふうに御答弁されるべきではありませんか。私は、そこに大臣の当事者意識なり、今回法案そのものは長期調達に係るものでありますが、防衛調達そのものの特殊性と、過去累次にわたって引き起こしてきた不祥事と、そしてそれが、たび重なる組織改革にもかかわらず、根本的には治癒されない、そういった問題点を根深いところから指摘しているわけであります。
これは、形式的に内閣府に移ったとかそういうことは仮にあるにせよ、引き続き、大臣の極めて大きな当事者意識が求められる問題だと思います。
重ねて二点、お尋ねいたします。
かつての調達実施本部事件の後、防衛調達審議会というものが設置されました。ここで、約何万件にも及ぶ防衛調達のうち、事務的にお聞きしたところですと、年間百件程度、個別に抽出してサンプル調査をして、その調達が適正であったのかどうかを議論しているようです、外部の目を入れて。これ自体は件数は極めて限られています。私は、もっとふやせればその方がいいと思う。が、取り組み自体はいいことですよ。なおかつ、その議事録をホームページで公開している。ですから、私もアクセスできる。
その中で二点、ちょっと気になる表現がありましたので、御答弁ください。
一つは、昨年、二十六年十一月十九日の防衛調達審議会の議事録です。どうも年度末になって予算が足りなくなった。したがって、発注に際して、予算が足りなくなったことによる調整額を差し引いて予定価格をつくりましたという当局の説明がある。これはおかしいじゃないかと外部の有識者が指摘している。
これは、私は、極めておかしな、もしこんなことが長年行われてきたとしたら、防衛調達独特の、特有の慣習だと思いますよ。予定価格というのは極めて、少なくとも建前からいえば、きちんとした原価の計算なり利益の積み上げなり、物理的、機械的、客観的に計算されるべきものが予定価格です。それを予算があるなしによって調整額をかますということ自体が極めてあしき慣習だと言わねばならない。
そして、私は、水増し請求の背景にあるのはこういう文化だと思いますよ。予算が足りなければ、調整額という名のもとに発注額を減らしてもらう。一方、予算が潤沢にあれば、鉛筆をなめて水増しということも可能になる。お互いにそれを、もたれ合い、なれ合いの中でやっている。
したがって、この調整額については直ちに、発注慣行上、廃止をしていただき、仕様の見直しなり、本来あるべき予定価格の再調整ということを取り入れていただきたい。大臣、この点が一つ。
もう一つ、二十六年十二月の議事録には、ここまでのところ、防衛調達は極めて特殊だという話をしてきました。しかし、首をかしげたくなるのは戦闘食の調達です。サンマのかば焼き、保存試験に合格したのが一者しかいない。おかしいじゃありませんか。サンマのかば焼きですよ。これも、条件の定め方あるいは発注の仕方を含めて、大いに反省をし、改善、善処すべき点が多々あるんじゃないかと思います。
この調整額とサンマのかば焼き、二点、御答弁いただきたいと思います。