2015-05-29
衆議院
中谷元
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
中谷元の発言 (我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中谷国務大臣 今委員がお話しされましたように、自衛隊員というのは、我が国の国家防衛、そして国際社会の平和と安定のために、これまでも厳しいリスクを負って必死の訓練を行ってまいりました。
私もかつてレンジャー訓練をしましたけれども、岩登りとか、またヘリコプターからのリペリングとか、真夏には持続走を行って、非常に厳しい中でも、みずからの力を上げることによって、いろいろな能力をつけることをやってまいりました。また、不発弾の処理、パイロット、潜水艦、いずれも危険な業務に携わるということで、細心の注意を図りながらこういったものに対処をしてまいっております。
また、海外においてもPKOや海賊対処の任務も実施をいたしておりまして、従来から、自衛隊の活動に当たっては、平素から待機部隊の指定も含めた事前の準備を行いつつ、派遣後には、派遣訓練、教育を専門とする国際活動教育隊等により、現地を模したさまざまな状況を想定しまして、隊員がいかなる状況においても落ちついて適切かつ安全に行動するための訓練を実施いたしております。
また、派遣中においても、日々の活動の実施について、常に十分な情報見積もり、リスク分析を行った上で決定するとともに、複数の輸送経路を選定しておくなど不測の事態に備えた回避策というものを設定して、リスク対策というものを行っております。
さらに、派遣後には、活動の教訓や反省を蓄積して次の派遣に対する体制を整備するなど、平素から、派遣の終始を通じ、自衛隊は、与えられた任務を完遂するために、リスクを極小化する措置をしっかり実施いたしております。
また、大事なのは運用です。運用によってリスクを下げられるわけでございます。
これまでも自衛隊の任務は拡大してきました。その都度都度ごとに、自衛官は、服務の宣誓をしたプロフェッショナルとして厳しい訓練を重ね、リスクを極小化してきたわけでありまして、今回の法改正に当たっても、法律に規定された措置によるリスクがございます。しかし、これに対する軽減策に加えて、このような努力を継続してまいりたいと思います。
いずれにしましても、隊員のリスクをゼロにすることはできませんが、我が国と国際社会の平和と安全、国民の幸せな生活を守り抜くため、自衛隊は、与えられた任務を着実に果たしてまいります。