井上貴博の発言 (経済産業委員会)
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○井上(貴)委員 おはようございます。
質問の機会をいただきました、自由民主党の福岡一区、井上貴博でございます。
まず、先日の宮沢大臣の所信には、経産省が担うべき多くの課題が盛り込まれておりました。この中で、経済の好循環の実現と成長戦略の着実な推進を挙げられておりまして、積極的な海外企業の誘致、海外市場の獲得といったグローバルビジネス戦略の拡充を初め、ベンチャー企業の創出やオープンイノベーションの促進等、企業の稼ぐ力を高めてアベノミクスの成果を全国津々浦々に届けていくということが盛り込まれております。
このためにも、本日は、昨年六月二十四日に閣議決定されました日本再興戦略の中で、政府の国際展開戦略の一つに「展示会場の新設・拡張の促進を行う。」というふうに記述をされておりまして、MICE、展示会場のことについて質問させていただきたいというふうに思います。
現在、我が国は、安倍総理が掲げる世界一ビジネスのしやすい環境の実現に向け、法人税の引き下げや国家戦略特区を初め、さまざまな施策を行い始めたところであります。この目標達成に向け、グローバルビジネスにおける競争環境の整備をすることが重要だと考えています。
しかし、その環境として、海外との商談が大規模に行える展示会の開催がまだまだ我が国は世界に比べておくれをとっている、抜かれていっているというふうに言ってもいいかもしれませんが、そういう実情にあるというふうに思っています。
商談はビジネスの足元だと考えています。展示会場がないとか手狭だとか、この機会が我が国ではなく中国を初めとする諸外国に流出しているというような状況が今起こっています。このような状況を踏まえて、世界一ビジネスのしやすい環境実現のために、本日は、展示会場、国際見本市についての質問をさせていただきたいと思います。
展示会は、企業に売り上げ拡大、イノベーション等の機会を与え、そしてそこに出展している企業間に刺激を与えるものでもあり、各産業界の活性化を図ることができます。開催都市は、毎年、世界じゅうから多数のビジネス客が訪れるため、巨大な経済効果をもたらしてもいます。
このように、展示会は各方面に大きなメリットをもたらすため、世界各国の展示会を経済活性化策として重視し、大規模展示会場の建設と展示会産業の育成に力を注いでいます。中国や韓国では法律まで制定しているというふうに聞いております。
我が国にとっても、展示会が開催されれば、日本の先進的な技術や製品を買い付けに海外から多くのバイヤー等が来日し、訪日外国人等も増大し、インバウンド施策の一つの柱にもなり得るというふうに考えています。日本の中小企業が海外に出ていってビジネスをするのは非常にハードルが高くて、国内の展示会に出展して、そこで海外に向けてのビジネスができるならば効率的であり、日本の文化、伝統産業を正しく理解し広報していくクールジャパンを本質的に推進することも並行してできるというふうに思っています。
私も、昨今、幾つかの展示会を実際に訪れさせていただきました。それで、展示会が我が国の経済にもたらす役割の大きさを痛感しました。最初は展示会というふうに思っていたんですけれども、展示会場を訪れて、これだけのマーケットをつくって、ビッグサイトもそうですけれども、これだけでは手狭だ、二百カ所ぐらい断っているというような実情も目の当たりにさせていただきました。
我が党で展示会産業議員連盟が昨年に結成され、我が国を展示会が盛んに行われる国にするために精力的に取り組ませていただいております。
そこで、まず初めに、展示会産業の重要性について政府はどのようにお考えかを経産省にお聞きしたいというふうに思います。