渡辺周の発言 (経済産業委員会)

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○渡辺(周)委員 ぜひ、これは回答の期限を区切って。あの国は、これまでも、金日成、金正日、そして今の金正恩と三代にわたって、中国やロシア、アメリカという大国を相手に軍事国家としてここまでやってきた。大変高度な交渉術の中で生き延びてきた国です。資源もなければ食料もない国が、あそこまでなぜ生き延びてこれたか。まさに瀬戸際外交の繰り返しによってここまで来た。
 今回のこの問題についても、上手に、結局は北朝鮮の望む成果を得て、日本側に譲歩をさせて、結果として答えはちっとも返ってこない。これは回答を区切って、ぜひその後に、もう不誠実な対応がこれ以上続くのであれば、当然、向こうにとって、はっきり言えば一番嫌なことを制裁としてやる、ぜひその覚悟を持ってやっていただきたいと思います。
 さて、時間もなくなります。
 最後に大臣に伺いたいのですが、いわゆる中国主導で進められているアジアインフラ投資銀行、AIIB。このAIIBは、きょうの日経新聞にも出ておりましたけれども、日本サイドとしては、現在は参加することについては検討していないということであります。
 既に、もう韓国あたりも、アメリカが配備しようとしている最新鋭の地上配備型迎撃システム、THAADと呼ばれるものです。北朝鮮のミサイルを高高度で撃ち落とすというミサイル配備と、しかし、中国が主導するアジアインフラ投資銀行の中で、将来的には北朝鮮のインフラ整備もその金でやってもらえば韓国としては助かるではないかというようなことが、実は韓国の新聞の中でも書かれています。板挟みになって、アメリカと中国の。
 その上において、やはり北朝鮮のインフラ整備ということも、当然この投資銀行は検討をしていくと思うんです。そうしますと、我が国の北朝鮮に対するさまざまな制裁も含めて、果たしてどれだけ効果が将来あるのだろうかということをまた懸念するわけですけれども、改めて経済産業大臣に伺いますが、AIIBに対して我が国はどのような態度で臨むのか、そして将来にわたってどのような影響が、アジアの中で中国のプレゼンスが大きくなるということで、どのような御認識をお持ちなのか、ぜひ伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 118904080X00420150325_013

発言者: 渡辺周

speaker_id: 16228

日付: 2015-03-25

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会