津島淳の発言 (原子力問題調査特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○津島委員 ありがとうございます。
皆さん、おはようございます。自由民主党の津島淳でございます。(発言する者あり)励まし、ありがとうございます。頑張ってまいります。
本日は、質問の機会をいただきましたこと、吉野委員長を初め理事、委員の皆様に本当に感謝を申し上げます。また、田中原子力規制委員長を初め規制庁の皆様には、いわゆる規制行政に先頭に立って尽力されていること、この場をおかりして心より敬意を表させていただきます。真摯な議論をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
私、実は、七、八年前ですが、フランスに行きまして、かの国の原子力規制のあり方についてお話を伺う機会を得ました。それから一定の関心というものを持ち続けながら、あの東日本大震災、そして原発事故というものを迎えたわけです。そのとき、私は落選しておりまして、いわば浪人中でございまして、東京で行われている議論というものを非常にもどかしいというか、そういった思いで見ておったわけでございます。
そして、平成二十四年に発足をいたしました原子力規制委員会、国家行政組織法第三条委員会として発足をしたわけですけれども、この設置法附則の第五条には、三年以内の見直しという規定がございます。ということは、ことしの九月が見直しの時期になってまいるということでございます。また、時あたかも高浜原発をめぐる福井地裁の判決というものが出て、そこでも、規制委員会、そして規制行政のあり方というものがいろいろ議論されている、そういう時期になっている。
私、この委員会というものは、規制委員会とコミュニケーションできる本当に唯一のチャンネルだ、そういう理解をしておりまして、ですからこそ、この場における真摯な議論というものがまさに必要なんだろう。本質的な議論を行って、我々は立法府にいる人間です、立法府の人間として、原子力規制行政のあり方というものを、しっかりとした議論を行っていく責務があるのであろう、このように思っております。そういう前提に立たせていただいた上でこれから質問をさせていただきます。
まず、規制委員会の活動原則について、米国の原子力規制委員会、NRCのそれと対比しながら質問をさせていただきたいと思います。
皆様のお手元に資料をお配りさせていただきました。私の方で、日本、米国、それぞれの活動原則というものを一枚にまとめようと思ったんですが、一枚におさまり切れませんでした。別に意図的に日本の字を大きくしたわけでもなくて、改めて一枚にまとめてわかったのは、アメリカが事細かに文章を書いているんですね。結果、だから一枚におさまり切らずに二枚になったということです。
これだけ一見して、日本とアメリカの活動原則に対する、何というんですかね、レベルが違うと言ったらちょっと強い言い方になるかもしれませんが、そういったものを感じずにはいられませんでした。これをぜひごらんいただきながらと思うんです。
この原子力規制委員会の活動原則は、ウエブサイトにも掲載されております。以下の五つなんですが、すなわち、独立した意思決定、実効ある行動、透明で開かれた組織、向上心と責任感、緊急時即応ですね。一方、米国のNRCの活動原則というのは、独立性、開放性、効率性、明瞭性、信頼性。両者を比べて、我が国の原則にない項目、これは何だろうと思ったら、効率性と信頼性ではないかと思います。
この効率性と信頼性というのが、今後、規制委員会を実効あるものとして権威を高めていく上で私は非常に重要なものだと思うんです。それで、これは、原則として検討すべき項目だと私は思うんですね。その点について、田中委員長の御見解をぜひお伺いしたいと思っております。