阿部知子の発言 (厚生労働委員会)

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○阿部委員 実際は非常に難しいですね。財政的な主体と医療という現物給付の主体にずれが生じていくわけで、この点、きょうは深く聞きませんが、ぜひ大臣にはそこに問題意識を持っていただきたい。
 今までであると、例えば各村の村長さん、町長さんは、自分のところにお医者さんを連れてこなくちゃ、あるいは診療所をやらなくちゃということがほとんどの政治の中心で、保険料をいただいて医療を提供する、それがなかなか実現できなかったのも事実でありますが、そこには、ある責任を伴った体系がございました。
 今度は、保険料は一括プール、医療の体制については各都道府県。よっぽどこれは綿密に、例えば、足の便が悪くて病院にも行けない、隣町には病院がある、三つ向こうにはある、果たしてそこまでの交通費はどうするんだろう。住む町によっては大きな格差が出てまいります。
 私は、今回の改正、ある意味でこの方向はあり得ると思っておりますが、果たして、先ほど言った、保険あって医療なしにならないのか、この点が一番懸念でございますので、課題は残されているという認識に立っていただければと思います。
 引き続いて、資料の三ページ目をおめくりください。
 ここには、都道府県別の一人当たり医療費の格差の状況、これはよく言われますが、各都道府県の中でも、医療費の高い市町村と医療費が余りかかっていない市町村で差があるんだと。赤で囲ってある、東京都で一番かかっている村とかかっていない小笠原村では三・一倍、使っている医療費の格差がある。あるいは、一番格差が少ないのは富山県で、朝日町と高岡市では両方比べても一・二くらいしかない、標準化されているというような数値です。
 大臣にお伺いしたいのは、医療費というもの、先ほど足立さんのお話にもちょっと出ておりましたが、今までは、病院が多いと、入院ベッドが多いと医療費が高くなるんじゃないか、よくそう分析されておりました。大臣には、こういう数値を見て、あるいは格差と指摘されることを見て、どのような原因分析があり得るとお考えでしょうか。

発言情報

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発言者: 阿部知子

speaker_id: 26143

日付: 2015-04-17

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会