比嘉奈津美の発言 (厚生労働委員会)
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○比嘉委員 自由民主党の比嘉奈津美でございます。
本日は、質問の時間をいただき、ありがとうございます。そして、私、厚労委員会で初めての質疑でございます。ぜひよろしくお願いいたします。
連休明けて初めての委員会でございますが、私、連休中、中国に訪問する機会がありまして、中国の要人の方々とお話をさせていただいてまいりました。
やはり日中関係、国交問題であったり尖閣の問題、そしてまたいろいろな歴史問題ということで、非常に日中の中では厳しい関係のお話もありますが、実際にあちらの方々とお話をしておりましたら、彼らは、やはり環境問題であり、そして少子高齢化が、一人っ子政策のゆえの少子高齢化というものを非常に重要視している感じを受けてまいりました。そして、日本に対して、この少子高齢化をこれからどうしていくのかということを非常に関心を持って見ているというふうに感じたところでございます。日本が少子高齢化に向けて、そして介護の問題も非常に言っておりました。そういうことを中国は見ております。
我々厚労委員会がこれからの日本の少子高齢化、介護の社会をどう築き上げていくかということが、日本と中国のリーダーシップをとれるまたいい仕事になっていくのかなと感じ、きょうは、ちょっと世界に目を転じて、感染症というところで質問をさせていただきたいと思います。
まず、温暖化による感染症というのが、今回、昨年は日本もかなり拡大して、エボラの世界的な流行であったり、大都会の中心で突然降って湧いたようなデング熱の発生は、国民を非常に混乱させたことだと新しい記憶の中にあると思います。
デング熱の国内感染、六十九年ぶりだそうであります。延べ百六十名の患者が発生して、今回のデング熱に対する対応は私は非常に適切だったと思っておりますが、何よりすばらしかったのが、この大都会でデング熱を診断された先生がすばらしいなと私は思っております。医療体制がしっかりあるということ、この日本のすばらしさをそこに見たような気がしたニュースでありました。大変失礼ですが、デング熱の話を聞いたときに、すぐ発表できたということはすばらしいことだと思いました。これが、もしあの時点でデング熱を診断できなければ、たくさんの患者さんがまたふえていって困ったことになるのだろうなと思われました。
しかし、六十九年ぶりのこの出来事で、蚊が媒介する感染症そのものの発生をコントロールすることの重要性に対する認識が我が国では希薄になっていたのではないかなと、個人レベルでも行政レベルでも再認識させたのではないのだろうかと思っております。
デング熱に関しては、現時点では、特効薬、治療法もなくて、WHOの推計では、年間の死亡者は二万四千人に達すると言われております。
今回のデング熱の発生から得た感染症全般に対する教訓、対策、そして、ワクチン開発における我が国が果たす役割についてどうお考えか、お聞かせいただきたいと思います。