山谷えり子の発言 (災害対策特別委員会)

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○山谷国務大臣 我が国は、さまざまな災害に遭いやすいという特性がございます。教訓を得ながら、ハード、ソフトの組み合わせを積み上げて、一人も犠牲者を出したくない、被害の最小化を図るんだという決意で進んできております。
 ただ、圧倒的な自然の力は、時に甚大な被害をもたらします。しかし、私たち人間には、生きたいという本能とすばらしい知性が備わっていると考えております。
 英語で防災、減災というのは、ディザスター、災害のリスクを、リダクション、減らしていくということで、略してDRRと国連の世界会議などでも言われているんですけれども、DRR、ディザスター・リスク・リダクション。DRR・イズ・アワ・DNA、減災は私たちのDNAなんだ、そうした考え方を国際社会で、三月の国連防災世界会議で共有できたものと考えております。
 国連の防災世界会議では、参加者が十五万人、そして二十五名からの首脳、百名を超える世界からの閣僚たちが参加をしてくれました。本当に、異常気象、また、都市化、グローバリゼーション、サプライチェーンの寸断などで災害リスクが高まっている、だからこそ対応能力を世界共通の問題として取り組まなければならないんだという問題意識が大変に高いということをまた改めて実感しているわけでございます。
 そんな中で、日々の暮らしや開発に防災の主流化という考え方を入れていく、そしてまた、よりよい復興、ビルド・バック・ベターという考え方、また、行政、国だけではなくて、民間や企業やさまざまなボランティアグループ、老若男女、多様な主体が参画して被害の最小化を図っていくんだ、そうした考え方が共有できたと思います。
 仙台防災枠組、今後十五年間の各国の具体的な項目も含めた取り組みも満場一致で採択されたところでございまして、そんな中で、技術立国であり、またさまざまな災害に遭ってきたこの日本が、そうした防災分野で貢献していくという期待もございますし、また、それを果たしていかなければならないという使命、宿命もあるんだと思っております。
 たとえ自然災害そのものの発生をなくすことはできなくても、人間の生存本能と知性によって被害の最小化を図るということは可能であると思います。そのためにも、国民一人一人が、自然の脅威を正しく恐れて、事前にしっかりと備えて、空振りを恐れずに積極的に行動していくことが重要だと考えております。
 防災担当大臣としまして、災害対策は、決してコストではなくて、未来への投資であるという認識のもとに、今後とも、安心、安全な暮らしを守るために全力で取り組んでまいります。

発言情報

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発言者: 山谷えり子

speaker_id: 7820

日付: 2015-06-04

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会