鈴木克昌の発言 (財務金融委員会)

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○鈴木(克)委員 今御答弁をいただいたように、二万人とか二万二千人という旅客の対応をされるということであります。しかも、まさにそれは、先ほどから申し上げておるように、熟練の職人わざともいうべき技量を持って水際でしっかりと働いてみえるということでありますが、先ほども申し上げましたように、これからどんどん旅客は増加するわけでありますね。したがって、業務量も増加をするということであります。マンパワーが追いついていかないという状況ではないのかなというふうに私は理解をいたしたわけであります。
 私どもは選挙という洗礼があるわけでありますが、二万人とか二万二千人と握手をするだけでも大変なんです。それを、先ほどから申し上げておるように、いわゆる水際という大きな使命を帯びてそして的確な対応をしていくということであるなら、私はやはりもっとマンパワー的にも充実をしていく必要があるのではないかなというふうに思っていますが、そのこともまた後ほどお尋ねをしていきたいというふうに思います。
 羽田税関は、そんなことで、麻薬探知犬等々の活躍ぶり、もちろん犬だけ褒めても仕方がありませんけれども、それを指導し、携わっている人たちの日常の苦労を本当に少しかいま見させていただいた、このように思っています。
 次に、国際郵便物を取り扱う東京外郵出張所を拝見いたしました。全国六カ所に国際郵便物の通関を行う税関、外郵出張所があるというふうに伺ったわけでありますけれども、毎日膨大な量、一日に一万個というふうに伺いましたが、この国際郵便物を一つ一つ確認し、必要なものはエックス線検査や開披検査を行っている、こういうことであります。ここも現場を拝見したわけでありますけれども、本当にあの環境の中で的確に、内容をよく把握されるものだということで感心をしたわけであります。
 いずれにしましても、最近は、ICT化の進展等によって、インターネットを通じて簡単に海外から物を購入することができるようになりました。それらが国際郵便物として日本に到着するわけでありますけれども、今月上旬に報道発表された、昨年の税関における知的財産侵害物品、いわゆるコピー商品の差しどめ状況等を見ますると、三万件を超えるというふうになっております。もちろん、これは年々ふえてきておるということのようであります。
 いずれにしても、九割以上が国際郵便物から入ってきておるということでありますから、先ほどから言っておるように、この国際郵便物からは危険ドラッグなどの不正薬物も摘発をされておるということであります。
 連日のように不正薬物やコピー商品が発見をされて、十年前よりも悪質で、量や件数も増加しているということでありますから、税関職員の方々は本当に、日本が不正薬物やコピー商品の市場として狙われているという危機感を持って職務に当たっておられるわけであります。何遍も繰り返しになりますけれども、本当に熟練の職人わざということをここでも目の当たりにさせていただいたわけであります。
 一方、税関は、言うまでもありませんけれども、関税とともに消費税等の徴収も行っておるわけでありまして、その徴収額は六・五兆円、これは平成二十五年度でありますが、国税収入の一割を超えているということであります。まさに歳入官庁でもあるわけであります。
 国際郵便物以外にも、輸出入貨物の通関を行う部署が全国にあるわけですけれども、税関やその他関係行政機関に対する手続及び関連する民間業務を一元的に処理することができる官民共同のシステムであるNACCSや、今回の視察では時間の関係で行くことができなかったわけでありますけれども、海上コンテナごとエックス線検査のできる大型エックス線検査装置や、TDSなどの設備によって業務の効率化が図られている、このような説明もいただきました。
 しかしながら、税関の使命の一つである適正かつ公平な関税等の徴収を果たすためには、輸出入貨物の関税分類、輸出入通関の際に必要な関税の関係法令以外に、いわゆる他省庁の法令の確認をしなくてはならないということであります。
 例えば、経産省所管でありますと外国為替及び外国貿易法それから輸入貿易管理令、厚労省では食品衛生法、農水省では家畜伝染病予防法それから植物防疫法、警察庁では銃砲刀剣類所持等取締法など、非常に高度な専門性が必要である、このように伺っておるわけであります。
 このような通関担当部門の税関職員が年間一人当たりどれぐらいの申告件数に対応しているのかも、やはり去年と平成二十一年の実績を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 鈴木克昌

speaker_id: 177

日付: 2015-03-31

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会