鈴木克昌の発言 (財務金融委員会)
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○鈴木(克)委員 そこで、お伺いをするんですが、中国が、アジアインフラ投資銀行、いわゆるAIIBを提唱されております。きのうまで四十カ国というふうに思っておったんですが、きょうの報道では四十四カ国ということで、続々と参加を表明されておるようであります。
麻生大臣は、AIIBについては、公正なガバナンスの確保、特に理事会がきちんと個別案件を審査、承認すること、債務の持続可能性や環境、社会に対する影響への配慮が確保されていることなどが重要であり、AIIBはこれらが明確ではないということで、我が国の参加については慎重な立場である、このように伺っておるわけであります。
しかしながら、G7諸国では英国、ドイツ、フランス、イタリアが参加を表明し、カナダも参加を検討しているとの報道がなされておるわけでありまして、慎重な立場であるのは我が国と米国の二カ国しかないという状況ではないのかなというふうに思います。さらに、韓国やオーストラリアといった比較的我が国に近い立場である国も、相次いでAIIBに参加を表明しておるわけであります。
政府は、日本再興戦略において、二〇二〇年にインフラシステム輸出戦略で掲げた約三十兆円のインフラシステムの受注目標を達成するというふうにされておるわけであります。そして、アジアでは鉄道や道路などインフラ投資の需要が十年で総額八兆ドルに上るとの試算もあるというふうに報道されておるわけであります。
AIIBにガバナンスの問題等があるのは確かかもしれませんけれども、今後のアジア圏のインフラの需要を考えると、経済界からも、日本企業が競争上不利にならないように対応してもらいたい、こういう話もあるわけでありまして、経営者としての御経験もある麻生大臣のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。