下村博文の発言 (文部科学委員会)

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○下村国務大臣 おはようございます。
 谷川委員におかれましては、おめでとうございます。さらに我が国の少子化に貢献をしていただきたいと思います。
 そして、「私たちの道徳」の御質問でありますが、昨年の四月から配付をしておりますが、十分に活用されていないという話を聞く中で、文部科学省として、三回にわたって、各教育委員会に対して、活用状況の調査とともに、活用していただきたいというお願いを出させていただきました。
 その結果、昨年七月に実施した活用状況調査によれば、道徳の時間で「私たちの道徳」を使用している割合は、教育委員会の報告によりますと、小学校では九九・五%、中学校で九八・四%であり、数字の上ではほぼ全ての小中学校で使用されているという報告でありました。また、「私たちの道徳」を家庭に持ち帰るよう全ての学級で指導している割合は、小学校で八割、中学校で約七割との報告がありました。
 しかしながら、実際にそれほど活用されていないのではないかという声はよく聞きますし、また、ほとんど家に実際は持ち帰っていないのではないかという声もよく聞きます。
 例えば、都内の小中学生の保護者を対象としたある調査では、「私たちの道徳」を授業で用いたとの回答が約三七%にとどまっております。これも、毎回使ったかどうかではなくて、一学期のうちに一回使えば使ったということですから、この三七%が実態的にどの程度かということは、詳しくはわからない状況があります。
 そういう意味では、文部科学省の、教育委員会に上がってきている報告とは相当の乖離があるのではないかと考えておりまして、文科省としては、このような状況を踏まえ、「私たちの道徳」の一層の活用を図るため、授業や家庭、地域での活用事例を盛り込んだ教師用の指導教材を作成し、ことし三月に全国の小中学校に配付をしたところでございます。
 ことし四月からは、改訂学習指導要領が実施されるまでの移行期間となっているということもありますので、文科省としては、「私たちの道徳」のより一層の活用を通じて、道徳の特別の教科化の趣旨を先取りした取り組みが推進されるよう、各教育委員会や学校に対する指導の充実に努めてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 下村博文

speaker_id: 34381

日付: 2015-05-20

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会