河村建夫の発言 (本会議)

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○河村建夫君 このたび、院議をもちまして永年勤続表彰を受けました河村建夫でございます。
 身に余る光栄であり、平成二年初当選以来、回を重ねること九回、温かく見守り、惜しむことなく支援を寄せてくださった郷里・長州山口県の皆さんを初め、折に触れて叱咤激励を賜った全国各地の方々に深く感謝申し上げます。(拍手)
 受彰者十二人の中で最年長ということで、私が代表して御挨拶をさせていただきますが、党派を超えて、皆気持ちは一つであります。私どもは、とりわけ、二度の政権交代という貴重な体験を通じて、議会制民主政治の真髄を味わい、ひたむきに議員活動に取り組むことができました。これもひとえに先輩、同僚議員各位の御支援のたまものと改めて厚く御礼を申し上げます。
 私が山口県議四期時代以来、政治信条としてまいりましたのは、至誠通天であり、何事にも誠を尽くし、誠心誠意事に当たるということであります。
 おらが大将で知られる田中義一元首相の御子息で、十三期衆議院議員を務められた田中龍夫元文相、通産相は、私が政治上の父とも師とも仰ぐ方であります。
 引退表明される一カ月前、私を伴い、明治維新の志士を輩出した郷里・萩の松下村塾で知られる吉田松陰先生の墓参りをいたしました。言わず語らず、後継者としてのあるべき心構えを示唆されたのであります。「至誠にして動かざるもの未だこれあらざるなり」。松陰語録の白眉であります。
 私は、県会議員の父、教育者の母が協力して萩女子短大を建学した影響もあって、衆院初当選以来、教育改革には心血を注いでまいりました。自民党文教部会長、文科副大臣、衆議院文科委員長などを歴任、第二次小泉内閣で文部科学大臣を拝命いたしました。
 小泉総理から食育重視の教育改革を指示され、それは、学校栄養士が教壇に立ち、食育を教育の一環として扱う栄養教諭制度として実施されております。義務教育改革への河村プランは、教員免許更新制の導入となり、また、教育委員会制度の見直し、小中一貫教育を推進することになりました。
 その後、自民党政務調査会副会長、会長代理を務め、あらゆる分野の政策課題に取り組みました。とりわけ、麻生内閣で官房長官、拉致問題担当大臣を拝命し、内政、外交の全てにわたって、生きた政治の難しさをさまざまに体験いたしました。特に、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射、新型インフルエンザ発生への対応を通じて、危機管理体制を万全にする必要性を身にしみて痛感させられました。
 自民党選対局長、選対委員長として政権奪還の陣頭指揮をとった苦労は、むしろ政治家冥利に尽きるものかもしれません。全国を駆けめぐり、各地域の方々と対話を交わしたおかげで、現在、安倍政権のアベノミクス達成の重い責任を担う自民党地方創生実行統合本部長の使命をつつがなく果たさせていただいております。
 最後に、この二十五年間、私を含め一緒に十二名の永年表彰を受けた議員を支え、苦楽をともにしていただいた御夫人方、傍聴席の我が妻も含めでございますが、有縁の方々に深い感謝の誠をささげ、本日表彰を受けた方々とさらに全力で国家国民のために政治活動に邁進することをここにお誓いし、謝辞とさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 河村建夫

speaker_id: 10697

日付: 2015-02-16

院: 衆議院

会議名: 本会議