黄川田仁志の発言 (本会議)

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○黄川田仁志君 私、黄川田仁志は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま課題となりました地方分権一括法案、地域再生法改正法案及び国家戦略特区法改正法案について質問いたします。(拍手)
 人口減少克服と地域活性化を一体として実現する地方創生は、活力ある日本社会を維持するために、国を挙げて取り組まなければならない待ったなしの最重要課題です。
 政府は、昨年末に、五十年後に人口一億人程度を確保する長期ビジョン及びその実現に向けた五カ年の総合戦略を策定しました。これらを受け、各地方では、地方人口ビジョン及び地方総合戦略の作成が始まっております。ことしは、まさに地方創生元年と言えましょう。
 地方創生によって十分な成果や効果を得るためには、今まで以上に国と地方が危機感を共有し、地方の特色を鑑みた明確な目標を定め、粘り強く継続的に取り組んでいく必要があると考えます。このことは、中山間地域から首都圏地域に至るまで例外はありません。
 そこで、まず、地方の多様性を生かした地方創生の目指す姿とはどのようなものか、石破大臣の所見をお伺いします。
 次に、第五次地方分権一括法案についてお伺いいたします。
 地方創生を進めるためには、個性を生かし自立した地域をふやす必要があると考えます。そのためには、地方の発意と多様性を重視した取り組みが必要であり、地方分権も力強く進めていく必要があります。
 地方分権改革は、第四次一括法案の成立により、第一次安倍内閣で設置した地方分権改革推進委員会の勧告事項に一通り対処したこととなりました。
 政府は、昨年から、これまでの委員会による勧告方式にかえて、地方の発意に根差した提案募集方式を導入し、農地の総量確保のための仕組みの充実及び農地転用許可の権限移譲などが実現しております。
 今般の第五次地方分権一括法案は、提案募集方式における地方からの提案を踏まえ、国から地方公共団体への事務、権限の移譲や義務づけ、枠づけの見直しをさらに進めるものです。
 今回の改正がどのように地方創生に資するのか、石破大臣の御見解をお聞かせ願います。
 次に、地域再生法の改正についてお伺いいたします。
 地方再生の大きな課題の一つに、人口減少、少子高齢化や地域産業の衰退が顕著な中山間地域等をどのように維持、活性化していくかがあります。
 これらの地域では、商店や公共交通などが撤退し、最低限の生活サービス機能の維持すら困難な状況です。
 本法案では、厳しい状況にある中山間地域等で、どのような地域づくりを目指し、どのような支援をしようとしているのか、石破大臣よりお考えをお聞かせください。
 また、人口の東京への過度な集中を是正するためには、地方で安定した良質な雇用機会を創出し、特に、若者が地方にとどまることのできる環境を整備する必要があります。このためには、東京二十三区に集中している企業の本社機能の地方への移転や、地方における新増設を促進することが重要であります。
 そこで、本法案では、こうした東京二十三区からの本社機能の移転等による地方拠点強化を促進するために、どのように取り組もうとしているのか、石破大臣より御答弁をお願いします。
 次に、国家戦略特別区域法の改正についてお伺いいたします。
 アベノミクスを推進するためには、成長の上で障害となっているいわゆる岩盤規制を改革し、全国にその効果を波及させなければなりません。しかし、現実には課題も多く、喫緊に実現できるわけではありません。したがって、国家戦略特区を活用して、スピード感を持った規制改革を実行していくことが必要と考えます。
 また、地方のやる気、特性を生かした大胆な規制改革を実現することは、全国の地方創生にとっても非常に重要です。
 そこで、まず、石破大臣に、今回の国家戦略特別区域法の改正案の意義をお伺いいたします。
 また、規制改革による地方創生を実現するために、新たに、国家戦略特区として、地方創生特区を指定する予定と伺っております。地方創生を成功に導くためには、やる気のある地方の取り組みを、国、民間も含めた三者が一体となって、強力に推進していく必要があると考えます。
 石破大臣に、あわせて、地方創生特区を指定する目的、地方創生特区への期待を述べていただきたいと思います。
 結びに、地域活性化といいましても、地域によってその目標は異なってまいります。
 その地域にとって、何を達成すれば元気につながるのか。
 このたびの地方創生では、安倍総理、石破大臣、関係閣僚の皆様のリーダーシップのもと、地方の発意と多様性を十分に鑑み、これまでにない、多種多様な元気を日本じゅうに生み出していただきたい。そして、我が国の持続可能な経済成長を力強く牽引していただきたいと思っております。
 私どもも、責任政党自由民主党の一員として、政府と一体となって地方創生の実現に全力で取り組んでまいることをお約束し、私の質問を終わります。(拍手)
    〔国務大臣石破茂君登壇〕

発言情報

speech_id: 118905254X02020150424_013

発言者: 黄川田仁志

speaker_id: 15804

日付: 2015-04-24

院: 衆議院

会議名: 本会議