岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) まず、先ほども申し上げましたように、温室効果ガスの排出量、今や途上国が先進国の排出量を逆転する状況になっています。ですので、途上国を含めて世界全体の温室効果ガス排出量の削減を行うことが急務だと認識をしています。
 他方、気候変動枠組条約の附属書の分類に基づき、途上国には京都議定書の数値目標が課せられていません。そして、多くの途上国は、現在もなお、先進国と途上国との責任には差異を設けるべきであると主張しているのが現状です。これに対しまして、我が国及び他の先進諸国は、このような先進国、途上国の分類は、現在及び将来の世界経済の状況の変化に適切に対応していないというのが立場であります。
 そのため、我が国としましては、二〇二〇年以降の新たな枠組みは途上国を含む全ての締約国が参加する公平かつ実効的なものにすべきであるというように考えており、関係国に対して働きかけを行い、積極的に交渉に参加しているところです。そして、その中で途上国への支援、これは新たな枠組みに向けた交渉において途上国が特に重視する論点ですので、GCFへの拠出を通じて島嶼国や後発開発途上国への支援を実現することによって多くの国々の理解を得、そして本年末のCOP21において、これら諸国の支援も得ながら、全ての国が参加する枠組みの形成につなげていきたいとするのが我が国の考え方であります。
 今申し上げました考え方に基づいて、是非、途上国の理解を得ることによって、全ての国が参加する枠組みをつくっていくべく努力をしていきたいと考えています。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-05-07

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会