馬場成志の発言 (外交防衛委員会)
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○馬場成志君 よろしくしっかりとやっていただきたいと思います。
なぜ今のような質問をしたかということでありますが、ここに吉井元水俣市長が書かれた冊子を持ってまいりました。平成四年にブラジルにおいて国連環境サミットの関連会議、国際都市フォーラムというものに出席されたときの話が書いてありますが、水俣病公害の教訓を世界に発信すると意気込んで行ったが、日本は世界各地で環境破壊を起こしていると日本批判が相次いだ、我が国は、開発途上国へのODAで経済発展に貢献して感謝されていると思い込んでいたら、進出企業の起こした公害や森林の乱伐など、世界最大の地球環境破壊国であるというような指弾の嵐に強いショックを受けた、水俣市の環境都市づくりはまず日本の信頼回復から始めなければならないと認識を新たにしたというふうに書いてございます。
これは二十三年前の話でありますが、日本から輸出されるものから公害を起こすようなことがあってはならないということであります。経産省、外務省始め政府として確実な対応をしていただきたいというふうに思っております。
ここで提案でございますが、現在、NPTの運用検討会議の中では、我が国は世界の政治指導者及び若者の広島、長崎訪問を提案しておられます。これは、外務大臣、広島の御出身でございますので、本当にこれが絶対必要だというような思いであろうかというふうに思います。これと同様に、私は、世界の政治指導者に水俣を訪問してもらう機会を得たいと考えています。その実相を見てもらうことこそが、水銀対策の重要性を認識し、かつ本条約の早期発効の必要性を認識していただける、先ほど話しましたODAや輸出後の使用を確実なものにつなげていく最大のメッセージになるというふうに考えております。
この提案に対する所見と本条約の発効に向けた我が国の取組についてお尋ねをいたしたいと思います。