北村経夫の発言 (外交防衛委員会)
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○北村経夫君 自由民主党の北村経夫でございます。
今日は、四人の参考人の方、貴重な御意見を伺いました。大変参考になりました。ありがとうございました。
シビリアンコントロール、戦後の日本においていろいろ議論されてきました。いただいた資料の中、渡部参考人は、山本七平の言う日本は空気が支配する国だというのを引き合いに出しておられました。確かに、空気を読むところですね、空気を読めよとかという言葉が出る、これは日本独特のことだろうと思うわけでありますけれども。その中で渡部参考人はこう指摘されておられます、軍事否定の空気にこだわり、普通の国の防衛政策に向かうことにためらいがあるのではないかと。それが先ほどの報道のことについて触れられた。今こういう状況になっても、まだ昔のような軍事否定の空気がこの日本には充満しているのではないかということなんですけれども、私もそれを感じることがあるわけであります。
今回、防衛省の設置法、改正されるわけでありますけれども、この中で、文民統制の一部を形成していた文官統制、これが崩れるのではないかという批判あるいは懸念があるのもこれも事実でありまして、具体的には十二条の中のこれまでの大臣の一般的監督の補佐という条文がなくなる。これによって制服組の意見が強くなるという見方があるわけでありますけれども。この日本において、背広組と制服組の関係というのは歴史的に形成された日本独特の論点であるわけでありますけれども、冷戦後、安全保障環境が大きく変わったこの時代、この背広組と制服組の関係を見直すのは、私は時代の要請であり、必然的だと思っているわけであります。
そこで、渡部参考人に重ねてこの問題についてお聞きしますけれども、今回の十二条改正についての御意見、そしてこれからのあるべき日本のシビリアンコントロールについてお考えをお聞かせください。