山谷清志の発言 (行政監視委員会)

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○参考人(山谷清志君) ありがとうございます。
 非常に難しい質問をいただきました。実は、二十年ぐらい評価をやっていまして、まさに今の御質問が一番難しいところでございます。
 ただ、やはり誰の成果かというふうに考えたときに、その地域で暮らしている人々が何で困っているか、これがやはりあろうかと思います。例えば具体例でいいますと、私の実家は青森市にあるんですが、やはり雪で、年老いた母が一人いるんですが、なかなか雪下ろしができない、もうそういうことで非常に困っておるというふうな、やっぱり住んでいるその感覚で見ていただくとそこの部分が浮き上がってくるのかなと。ですから、やはり市町村が大事なそのポイントであるというのはまさにそこだと思います。
 大学の授業の中で、講義の中でやったこともございますが、何が必要なのかと、そこで住むにはですね。大概は病院とかコンビニとか学校とか出てきます。案外盲点なのは、皆さん、地方の方々、うちの学生もそうなんですが、車で移動するということを前提としておりますが、そうすると、高齢化社会となりますと、なかなか車を使いこなせないということになれば、これが次の政策課題というふうになるのかなという。
 そういうことで、いろいろ問題というのはその地域地域でいろんな形で存在するので、やはり先ほどの後藤参考人のおっしゃるように、地元の方々が何で困っているのか、これを前提としてプログラムを作り上げていかないと何もできないのかなということでございます。
 そういう意味でいいますと、基準というのが、評価基準というのがある部分もあるし、ない部分もある。例えば、病院等であれば、厚生労働省が決められたいろいろな病院の施設の基準やら、あるいは介護施設でもそうですが、いろいろございますが、それをきちんとクリアしているか、満たしているかというポイントでいけますが、ただ、なかなかこれもまた難しゅうございまして、例えば小学校の三十五人学級が大事だというふうに、まああれなんですが、実は私、広島にいたときに子供の小学校は二十人学級で、盛岡に行ったときは二十二人という、もうとうに、既に三十五人の基準をクリアしているところもありまして、やっぱり現場現場で非常に大きな基準の状況が違ってきますので、これまたやはり市町村の方々がきちんとこれを作っていただく、それをできれば国の方が参考にしていただいてやっていただくしかないのではないかと。
 最後に、非常に重要な御質問でございました、結果について誰が責任を取るか。ここが一番難しゅうございまして、これはアメリカであれば簡単でございます。アメリカであれば、プログラムについて予算を付けるのは連邦議会でございますので、プログラムの成果が出ない場合は、議会が担当の省庁に何で成果が出ないのか説明しろとアカウンタビリティーを求めるわけです。役所の方はいろいろ説明されてくると、いろんな達成できない理由をですね。
 日本の場合それができるのかどうかというのが非常に難しゅうございますが、ただし、やはりこの行政監視委員会という場が、いろんなその数字、達成できない場合に、その担当省庁、若しくは場合によっては都道府県や市町村の担当の方に来ていただいて、達成できない理由を説明していただく。こうなると、しかし、責任という、誰が悪いからどうなのかという話ではなくて、じゃ、どうすればいいのか、この問題を解決するにはどういうふうにもう一歩ネクストステップをやればいいのかという、そこの話が出てくるということで、大きな意味でいうと、国民の皆さんに対する責任はここで全うできるのではないかなというふうに考えております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 山谷清志

speaker_id: 11513

日付: 2015-03-23

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会