山谷清志の発言 (行政監視委員会)
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○参考人(山谷清志君) 御質問ありがとうございます。
おっしゃるとおり、やはり神山町は、殊更PDCAと強調しなくてもある程度、かなりの程度成功しているのかなというふうに、お話を伺っていましたら今感じております。これが一点目の答えでございます。
それから、二点目でございますが、小規模町村は難しいというのはまさにそのとおりでございまして、私の経験でいいますと、やったことがないので何をしたらいいか分からないときに、自治体の方々は、まず最初に考えるのはコンサルタントにお願いすると。
私、岩手におりましたときに経験したんですが、ある市でございますが、人口六万ぐらいですが、そこの市長さんが行政評価を入れたいといったときに、東京の某大手のコンサルタント会社に見積りを取りましたら、三年で四千万円だと。そうすると、その市長さんはもう仰天しちゃいましてですね。
その話を聞いたときに我々考えたのは、私は当時、岩手県立大という地方の大学におりましたんですが、いや、そんなに掛からないだろうなという。私の育てていた院生合わせて、社会人院生が多かったんですけれども、どのぐらいでやれるものかなということで、四百万ぐらいでできるんじゃないですかということで、それが実はNPOを岩手で立ち上げたきっかけでございました。
やはり東京からいらっしゃる方々の人件費やら旅費やら何やらを考えると、四千万という数字は案外むちゃくちゃな数字でございませんで、ただし地元の話には非常に疎い方々がいらっしゃると。他方、地元の大学、地方の大学というのはもう現場のことをよく知っていますし、また現場にいらっしゃいますので、よく分かる。こういう利点がございます。
ただし、NPOもこのようなNPOになりますと、素人の方が入ってこられても何の役にも立ちませんでございまして、実は私が立ち上げたNPOは最低でも修士号を持っていないと駄目だということでございまして、いつまでたってもメンバーが増えないんでございますが。しかし、地域地域でいろんなところに大学がございますから、そこの大学の先生を中心にNPO的なものをつくっていただいて、その地域のNPO活動を評価を含めてやっていただく、中間支援団体とよく言われていますけれども、それができれば、もう少しこの計画全体もうまく回り、PDCAもうまく定着するのではないかなというふうに考えております。
以上でございます。