山谷清志の発言 (行政監視委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(山谷清志君) まさにその御質問の趣旨、内容でございますが、実はいろんな国の文献に出てくる評価のポリティックスというものがございまして、それにまさにぴったりのお話でございまして、いろんな意見があっていろんな議論をすべきなんですが、緊急性が高いとかすぐ何かしなきゃいけないというときにその議論を押し切ってしまう場合がありまして、ですから、今の場合でも、事前にきちんと事前評価をして議論を尽くす、これは本来のやり方なんですが、実はそういうふうにならなかった。
 ならない場合に何が起きるかというのが実は二つございまして、一つは、事前評価を一応やるんですが、コスト・ベネフィット・アナリシスとかやるんですが、このコスト・ベネフィット・アナリシスも非常にいろんな手法がございまして、どれを取るかによって全く違う結論が出てくると。多少昔の古い話で言いますと、十年ほど前ぐらいまでは、例えば旧建設省バージョンのコストベネフィットがあり、旧農水省バージョンのコストベネフィットがありと様々なものがあって、その基準もまたそれぞれ別々と。ですから、そこでまずそのポリティックスが入ってくるわけですね。
 それから、もう一つなんですけれども、三陸の復興の場合で今一番問題なのは、仕事をすぐ進めなきゃいけないのが一つなんですが、もう一つは人が足りない。全国からいろんな形で公務員の方々助けに入っているわけですけれども、この間、岩手県の職員の中堅の方に聞いたら、それでも足りないと。具体的にどのぐらい足りないんですかと言ったら、岩手県庁で百人ぐらい足りない。まさに、ですから、人が足りない中で時間を掛け熟議をするという余裕がないというのが今現状の評価のポリティックスが起こる背景にあるのではないかなというふうに感じております。

発言情報

speech_id: 118914281X00120150323_077

発言者: 山谷清志

speaker_id: 11513

日付: 2015-03-23

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会