江田五月の発言 (国の統治機構に関する調査会)

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○江田五月君 ありがとうございます。
 国の統治機構に関する調査会ですので、国の統治機構をどう発想していくかということにどうしてもなっていくんでしょうが、果たしてそれでいいのかなという議論があると思います。
 各参考人の意見をずっと聞かせていただいて大変参考になって、そこは有り難いんですが、生活の党と山本太郎となかまたちでしたっけ、あの領分かもしれませんが、元々政治というのは生活なんで、私たちがどんなに政治を嫌ってみても、私たちの生活は政治を離れて成り立たない時代が今来ています。
 一人一人の生活、生活の主体はやはり一人一人で、その一人一人はしかし抽象的に存在しているのではなくてやはりそれぞれの地域で生活しているわけですから、地域自治、地方自治、そしてそこの住民自治、住民ということにもう少し価値観念を加えて言うならば市民自治ですね。市民自治という統治構造をどうつくるかということになると、やはり主体は市民であって、市民が日常生活を決定していく上で自己決定のシステムを持つ、これが地方自治体、特に基礎自治体、さらに都道府県。そして、そこでできないもう少し大きなことは国がやると。国でもまだできない環境の問題、人権、世界的な人権のことなど、戦争と平和のことなどは国際機関なり、まあ一番中心は国連ということになるんでしょうが。
 つまり、地球市民の自己決定を地方でやる、国でやる、そして世界でやる、そういう自己決定を託する場所をどういうふうに構築していくかということで発想してみたらどうだろうか。国の統治機構ということで国から地方に権限を移譲なり移管なりするということではなくて、主体がまず地方にあって、そこから、国でなければやっぱりできない、まあ補完性の原理になるんですが、ものは国でと。さらに、国も主権をもう少し低くして、主権の壁を低くして、国際機関で決定すべきことはそちらの方に大胆に移譲していくという、そういう何か発想も是非国会とはいえ考えてみたいと思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 江田五月

speaker_id: 17067

日付: 2015-05-20

院: 参議院

会議名: 国の統治機構に関する調査会