太田房江の発言 (国土交通委員会)
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○太田房江君 昨日の時点で早速御指導を賜ったということは、私は大変大きいと思います。
私、大阪府知事をやっておりましたときに、ニューヨークの治安が大変悪くて、これを良くするにはどうしたらいいかという議論の中で、日本の交番制度というのを持ち込んでニューヨークの治安のレベルをずっと上げていったと。やっぱり、見えるということ、誰かに見てもらっているということ、見守ってもらっているということ、これが日本の警察力の大変すばらしい点でございますし、また日本の治安が大変いいということの基盤になっているというふうにも思います。
そういう意味で、先ほど大臣のおっしゃった点の見せる警備、見える警備ということについては、私はこの際徹底してJR各社にやっていっていただけるように御指導願いたいと、このように願っております。
続いて、観光産業について少しお伺いをいたしたいと思います。
おとといですか、決定をされましたいわゆる日本再興戦略の中でも、観光産業は今一番伸び代のある産業であると、こういうことがしっかり書いてございます。観光は、これは言うまでもないことでございますけれども、政権交代後の僅か二年間で訪日外国人旅行者数が約五百万人増加したと、こういうことで地方創生にも一定の期待が掛かっておるところです。訪日外国人旅行者の消費額も昨年度で二兆円を超えまして、地域経済の活性化ということにも大きな貢献をしつつございます。
こうした動きを緩めることなく、訪日外国人旅行者二千万人時代ということへの万全の備えを速やかに進めて、地域の観光インフラの供給制約というようなものが観光振興の足かせになることがないよう、ひいては地方創生の足かせになることがないよう、しっかりと対応していくことが必要だと思います。
大阪の方でも随分、外国人旅行者の姿が本当に日常的に見受けられるようになりました。心斎橋や難波などの繁華街では中国人を始めとする外国人が大変多く買物を行っておられまして、二十四時間営業を行っているドラッグストアも各所に見られるというようになっております。ホテルの稼働率も上がって大変予約が取りにくいと、こういう状況も出てきております。
私は、そもそも観光というのは、地域の価値を見詰め直すことによって地域自らの魅力をブラッシュアップして観光資源に変えていく、観光資源にしていくという力があるわけでありますから、その意味でも、観光が日本再生のドライブフォースとなるように取組を加速していかなければならないと考えます。
そこで、観光インフラ整備に向けての、細かいところではございますけれども、課題についてお伺いをいたします。
まず、空港の混雑対策についてです。
私、いつも思っているんですけれども、空港というのは外国人旅行客の方が最初に降り立つ玄関口です。ですから、そこでの印象というのは大変、リピーターにいたしましても何にいたしましても、大きなインパクトがある。
そういう意味からいいますと、ここで速やかに入国審査なりなんなりをするということ、CIQの充実ということ、これは大変大事だと思うんですけれども、例えば関空の場合、例に挙げて申し上げますと、二〇一四年度には対前年度比四一%増の六百九十九万人という外国人旅行者数を記録いたしました。LCCの就航増加等により好調に推移をしていると、こういうことでございます。しかし、到着便がふくそうする時間帯などには、審査要員の不足などによって入国審査に要する待ち時間が増加をしておりまして、一月から四月までの最長待ち時間、これは前年比十三分増の四十二分にまで増加をしているそうです。
今申し上げたように、最初の玄関口であるということを考えますと、待ち時間の短縮等に向けて円滑かつ快適に行う出入国というものを日本の空港で実現していく必要があると思いますが、法務省はどのような対策を取っておられるか、お伺いいたします。