2015-03-04
参議院
西田昌司
国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
西田昌司の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)
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○西田昌司君 自民党の西田でございます。
三人の先生方、どうもありがとうございました。十分しかないので余り質問できないんですが、私の意見も含めてちょっとさせていただきます。
といいますのは、元々このデフレ調査会つくったときの、私、自民党の筆頭理事でありまして、このデフレ調査会つくった目的といいますのは、これはそれぞれ委員によって違うんでしょうけれども、少なくとも私とか民主党の方も含め共通の認識は、やっぱりこの二十年間かなり、バブルが終わった後、新自由主義に行き過ぎたんじゃないのかと。余りにも自由に民間の力で、官から民へという形で、政府の予算も小さくしたし、減税もした。そして、その結果何が起こったかというと、政府は財政赤字にどんどんなっちゃうと。しかも、民間の方は期待に反してどんどん内部留保ばっかりやってくると。そして、海外に投資をやって移転をして、円安になっても直接的には日本に余り利益にならない。むしろ円安によって貿易収支は赤字になっていますよね、これは。それは石油だけの話じゃなくて、要するに一般の電気製品なんかが海外、中国から輸入しているのが物すごく増えているということにも現れているんですが、要するにそういうバブル以降の経済政策の誤り、これは自民党が多くをやってきたわけですけれども、そういうところを感じているわけなんですね。
そこで、安倍政権になったときに、我々、安倍総理に提言してきたのは、まずそういう方向転換をしていただきたいと。というのが、まず一つは、日銀の話が出ましたけど、元々我々が言っていたのは、政府が主導的に財政出動する、それは公共事業だけじゃなくて、社会保障も含め、やらなきゃならないものをやっていくと。そのときに、しばらくの間は増税をすぐにできないから、その間、日銀と共同、アコードしながら、日銀が市場から国債を買い支えながらやっていけば財政は回っていくと。そして、最後に民間の経済が火が付いて大きくなるという絵で我々は考えていたんですが、ちょっと今のところ出ているのは、いわゆる金融政策の方ばっかりが注目されまして、皆さん方もかなり金融政策賛成という形の意見だったと思うんですね。財政ももちろんあったんだけれども、財政出動も効果あったという先生方もおられましたけれども、要するに、私がちょっと疑問に思いましたのは、そういう、この二十一世紀になってからの、平成になってからの経済政策がかなりおかしかったと、そこが原因でデフレを起こした、だからそこの修正、そこの認識がないと私はデフレ脱却の道筋は立てられないと思っているんです。
そこで、そのことについて、そもそもなぜデフレになったのかと。だから、その原因が今言ったように新自由主義にあると私は考えていますが、だとすると、そこのことの整理をしないとまだ私は脱却できないと思うんですよね。これを三人の先生に聞くと時間がないので、申し訳ございませんが、若田部先生にこれは代表して質問させていただきたいと思います。