黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) 足下の為替の水準とか、その日々の動きについて具体的にコメントするのは差し控えたいと思いますし、また、この金融緩和は、あくまでも二%の物価安定の目標を早期に実現するためということで、為替相場を目的としたものではないことも御承知のとおりであります。
 その上で、一般論として申し上げますと、金融緩和は他の条件を一定とすれば円安の方向に作用する傾向があるということは事実だと思いますが、過去の状況を見ましても、他の条件は一定でありませんので、金融緩和したことと為替の動向とが一対一で対応しているということは見出し難いわけですし、マネタリーベースと何か対応しているということもなかなか見出し難いと思います。
 統計の取り方によって一定の関係があるようには見えるわけですけれども、それがいつも成り立っているわけでもございませんし、私どもは常に、他の条件で一定であれば、金融緩和をすればその国の為替レートは弱くなる傾向があることは事実だけれども、他の条件が一定でなくていろいろ動くので一概に言うことはできないのではないかというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2015-02-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会