黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) これはなかなか中央銀行として申し上げにくいわけでございますが、やはり財政運営そのものにつきましては、政府、国会の責任において行われるものでありまして、私から具体的にコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で、一般論として申し上げますと、確かに、財政出動は短期的な有効需要を創出するという効果があります。実際にも、政府は補正予算その他で財政出動によって有効需要を創出するということをやってきております。と同時に、我が国では相当大幅な財政赤字が続いて、既に政府債務残高が極めて高い水準になっていることを踏まえますと、国全体として財政運営に対する信認をしっかりと確保することがやはり重要ではないかというふうに思っております。
 こうした点を踏まえますと、二〇一三年一月に、政府と日銀との共同声明において、政府は機動的な財政政策あるいは成長力、競争力強化ということを行うとともに、やはり持続可能な財政構造を確立するための取組を着実に推進するというふうにしておられまして、この共同声明の線に沿って私どもは金融政策を運営しておりますし、また、政府は政府として財政政策あるいは成長戦略といったものを実施、実行しておられるというふうに理解をしております。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2015-02-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会