大塚耕平の発言 (財政金融委員会)

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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。
 今日は、総裁に何点か今の政策について確認をさせていただきたい点がありますので、よろしくお願い申し上げます。理事の皆さんには、大変恐縮ですが、陪席を今日はお断りを申し上げましたので、総裁とじっくりお話をさせていただきたいというふうに思います。
 私は一九八三年に日銀に入行しましたが、日銀総裁という職務はどなたがおやりになっても大変難しい仕事だと思います。そして、任期が五年間でありますので、その五年間何事もなく順調に任期を終えるということも、それは運、不運の問題としてなかなか容易なことではないというふうに思います。五年というと景気循環のワンサイクルをもう超えていますので、その間には、当然成果を上げられる点もありますが、その後の課題として残していくものもあろうかと思います。
 端的な例が、私も三十代の頃でしたが、三重野総裁の時代は、バブルを是正するという意味においては、平成の鬼平ということで大変喝采を浴びました。しかし、御本人の意図とは別の運、不運の問題として、少し引締めがきつ過ぎたのではないかというふうに後世言われている面もあります。
 このように、日銀総裁というお立場は、どの時点で日本の経済や金融政策を評価するかによってその評価の仕方も変わってくる大変難しい職務だというふうに思っておりますので、その重責を担われておられることに関しては心から敬意を表したいと思います。
 そういう中で、二年、二倍、二%というこのキャッチフレーズで異次元緩和をスタートされた黒田総裁におかれては、まずは、今、西田委員もおっしゃいましたが、過度の円高を是正し、そして輸出企業の業績も上がり、輸出企業を中心に株価も上がったと、ここはもう率直に評価をしなければならない点だと思いますし、ここまでのその動きについてはお見事というふうに申し上げたいというふうに思います。経済政策は結果が全てでございますので、率直にそう申し上げたいと思います。
 ただし、やはりそれと同時に新たな課題も出てきていることは、委員の皆様方も総裁御自身も多分御同意いただけると思います。今の西田委員の御質問の中にもいろいろと課題が示されておりました。
 そこで、まず総裁にお伺いしたいのは、成果を上げた部分はもう十分御評価申し上げつつ、現下の経済情勢に関して、それでは今後の課題となりそうなデメリットとして今出てきていること、異次元緩和のスタート時には想定していなかった要素としてどのようなことをお感じになっておられますか。

発言情報

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発言者: 大塚耕平

speaker_id: 4047

日付: 2015-02-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会