稲場雅紀の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。
 市民外交ということなんですが、まさにこの市民外交、二〇〇〇年以降、非常に大きなトレンドということになっております。
 特に、例えば、私の方で申し上げますと、一つは、なぜミレニアム開発目標がこれだけ大きな影響を与えるものになったのかと。最初ミレニアム開発目標を作ったときは、国連が勝手に作ったということで余り人気がなかったんですね。ところが、二〇〇五年にG8のイギリスのサミットがございまして、イギリスはこのミレニアム開発目標を開発において主流化しようということで大きな作戦を立てたわけでございます。
 というのは、市民社会も一緒になって世界的なレベルのキャンペーンをやろうということで、その結果としてスタンド・アップ、そしてあとホワイトバンドというようなキャンペーンを世界的に展開したんですね。その結果、市民社会として貧困を過去のものにしようという大きなグローバルなキャンペーンができて、それが後押しになってミレニアム開発目標がこれだけ大きなトレンドになったということがございます。
 ですので、政策というものを一つ通すということに関しても、市民社会の力というものは非常に重要なので、これをどのように活用するのか、まさにこれは欧米が非常にたけている点でございます。我が国も、是非その市民社会パワーというものを使ってほしいなと思っております。
 そのようなキャンペーンということに関しまして言うと、もう国際機関の中でも市民社会が実際に決議権を持つ代表として出ているような、そういった国際機関も、例えば世界エイズ・結核・マラリア対策基金を始めとしてあるんですね。そういう形で市民社会の認知というものも進んでおります。ですので、そういう市民外交というのがまさに今やシステムの一部として位置付けられているのだということを是非御念頭に置いていただけると有り難いなと思っております。
 どうもありがとうございます。

発言情報

speech_id: 118914580X00420150527_018

発言者: 稲場雅紀

speaker_id: 20659

日付: 2015-05-27

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会