佐崎淳子の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(佐崎淳子君) どうもありがとうございます。
少し引き続いてなんですけれども、人道援助というのは、人道援助を日本がしているから理解していただけると思うのは、現地に行けば非常に甘いことだと思います。
というのは、人道援助は、必ずどちらからも誰に対して援助をしているかという目で見ておりますので、そういう意味では、国連機関では、コミュニケーションのトレーニングとか、もうとにかく、私は紛争時のネパールで仕事をしていたんですけど、二〇〇五年から二〇〇八年、必ずこの援助というものはネパールの人たちへの援助で、マオイストでもないし、キングの、王様の政府でもない、これはネパールの人たちのためだとか、まあいろんなやり方があるんですね。そういったトレーニングをしっかりしていかないとなかなか理解してもらえるものではないということです。
それと、やはり女性の社会活動に参加するというのは、これは非常にエンパワーメントになります。女性の地位がまだ低い国というのは、家に閉じ込められ、自分の意見を言えない、外の社会活動にも参加できないということで、これは推進するべきだと思います。
日本の援助なんですけれども、十八・四億円、どういうふうに使われたということで、なかなか伝わってこないというのは残念なんですけれども、例えばこの緑の本の五十三ページにはJICAのプロジェクトとかが書いてあります。これ二〇一一年、実施中と書いてあるので、この辺にもODAは使われているはずです。
国連人口基金といたしましては、ネパールの今回の地震ですが、日本政府から百万ドルいただきましたけれども、それでジェンダー・ベースド・バイオレンスの予防とか、あと女性に必要な支援、例えば地震なんかがありますと、人道支援ではまず水、シェルター、あと食料、そういうところに観点が行くんですけれども、女性は一番子供たちとか老人の方たちをサポートして、自分が最後になるんですね。女性に必要な支援、例えば生理用ナプキンとかというのは誰も言いません。でも、そういうものをパッケージにして送ったりしております。
それとか、ボコ・ハラムの、ナイジェリアの誘拐された女性たちですね、彼女たちに対しても、日本政府から国連人口基金を通しまして資金をいただきました。これもジェンダーのODAの方から出ております。これは今、誘拐されておりまして解放されました。彼女たちの中には妊娠している少女たちがたくさんいます。その子たちに援助をしたり、あと、サイコ・ソーシャル・サポートというんですけれども、心理的なサポート、これから社会復帰ということで援助をいただいております。
先ほど言いましたニジェールにおけるハズバンドスクールですね、夫の学校、これも日本の資金から出ております。
どうもありがとうございます。もっと広報活動を広げていきたいと思っております。