野田国義の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)
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○野田国義君 私、この資料を出させていただいたのは、改めて、何というのか、昔型というか古い、やっぱり財政力を高めるにはここにあるような形が一番手っ取り早いと申しますか、そして不交付団体だから当然自立したということになるわけでありますけれども、だから、これからの時代はまたちょっと違う方向にも行かなくちゃいけないんじゃなかろうかなと、そうしたソフト的な部分も含めてですね。
私、昨日、ちょっとあるところでマイク持ちまして、ちょっと農業者の方がいらっしゃったんで、やっぱり稼ぐ農業というようなことを使わせてもらったんですけれども、要するに、稼げれば農業もどんどん良くなるわけでありまして、稼げないから後継者もなかなか継いでくれない、後を、そういうことだと思うんです。
それで、やっぱりこれからの地方というのは、今までみたいなやり方じゃなくて、やっぱり発想も転換しながら、また新しいイノベーションと申しますか、そういうことも含めて、地域の資源も生かしながらしっかりと自立に向けて努力していくこと、固定観念にとらわれないというような発想が、今大臣もおっしゃったようなことが非常に大切なことじゃなかろうかと、そういうことでちょっとこの資料を出させていただいたところでございます。
私自身、企業誘致ということで、どこの市町村ももう一生懸命やりました。優遇措置なんかも条例作ってやりました。もちろん、できたところ、できなかったところというところはあるんでしょうけれども、私、幸いにして明治乳業さんが来てくれたんですね、市長時代。しかし、なかなか税収は増えません。本当に数千万のちょっと、固定資産ですから、なかなか、一つの企業が来てくれて、工場、そして生産してくれたということだけではなかなか財政が一挙に良くなるということはありませんでした。
こう考えてみたら、今、全国各地に道の駅があるんですけれども、私も、道の駅じゃなかったんですけれども、いわゆる農産物直売所、レストラン、そして温泉というような施設を造りました。そうすると、そこで七億ぐらいの売上げを上げるようになりました。まあ、市が造ったんですけどね。そうしますと、雇用も八十人、九十人と生むんですね。
だから、考えてみれば、その一部上場企業を誘致したことよりも、そこにまた農産物をどんどん皆さん持ってきてくれる、いわゆる兼業農家の女性の方あるいは高齢者の方々も持ってきてくれて、そこで小遣いを稼いでというようなことで、そしてまた、従業員、雇用という面からしても生まれる、また取引業者というのも当然地方でできてきますから、何かそんなことで、いわゆる六次産業化ということが言えるかなと思うんですけれども、一部上場企業よりもそちらの方が経済的には効果があったのかなと、そういう気がしておるところでございまして、これからもそういう地方の知恵を出しながら、しっかりやっていくということが大切であろうと思っております。
それから、次に移らさせていただきたいと思いますけれども、地方活性化の取組ということで、ちょっと資料二を出しておりますけれども、見ていただきたいと思いますが、これ、地元の西日本新聞に載っておりまして、私も本当にだまされてしまいまして、いつ安倍総理はこういうのを発表されたのかなと思ってびっくりいたしまして、それで、何人かにこれをちょっと四月一日でしたので見せましたら、何人も引っかかりまして、えっ、見ていないって慌てまして、いやいやいや、まあ粋なことをやってくれるものだと思いながら、ちょっと今日コピーさせていただいておりますけれども。
それに関連することで、以前に石破大臣の方にも、私は本当、小泉総理の言葉を借りて言うなら、東京をぶっ壊すぐらいの気持ちを持って、これは各省庁の移転というか、そういうことを含めてやっていかなくちゃいけないんじゃなかろうかなと、そのように思っておるところでございます。そうしないと、もちろん東京の問題は東京の問題でありますが、やっぱり地方分散という形をつくっていくには、あの遷都論はどこに行ったんだろうなと私思っておりまして、それで、是非ともそういう形でもう一度、遷都も含めて、各省庁が範を示すと。範を示すということが、やっぱり国が範を示さないと地方はなかなか付いてきませんから、そういう意味で、私は是非ともこういう形で考えるべきではなかろうかなと、そのように思っているところでございます。
それで、この間から渡辺周さんが衆議院の方で質問をされたということでございますけれども、同じような私の指摘もそういうことを指摘しておりまして、出てきたのが東京圏の研究機関・研修所等のリストということで、ここにあるのは百二十三施設がありますけれども、しかし、よく見ておりますと、東京だけの機関じゃなくて、周りの埼玉県や千葉県や神奈川県にあるような施設まであり、そしてまた、つくばにある施設も何か水増しリストというか、何かそういう形で載っておるようなところでございますが、これでは、ちょっと私はまさしく本気でやろうとされているのか、恐らく、これは丸投げで、官僚にちょっと出してこいということでおやりになったのが、こういう施設が挙がってきたという段階だと思うんですね。
だから、これはもうまさしく本気じゃないと思いますんで、本気になれば、やっぱりこれ、政治主導でしっかりその辺りのところもやっていかなくちゃいけないということではなかろうかと思いますが、いかがでしょうか。