増子輝彦の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)

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○増子輝彦君 その気持ちをしっかりと持ち続けながら復興にも取り組んでいただきたいと思いますので、私からも重ねて、被災者に寄り添い、被災地にしっかりと足を運びながら、さすが高木大臣だったと言われるような足跡を残していただきたい、それができない状況であれば、やはり出処進退、自ら明確に責任の所在も明らかにしていただきたいということを重ねて要望しておきたいと思います。
 今日は、今年度のある意味ではおさらいのような実は時間軸であります。今までの経過を含めて、やはり被災者の皆さんにも、来年はいい年を迎えたいと、こんなに復興が進んだという、そういう希望ある年にもしていかなければなりません。今、衆議院議長になっておられる大島理森当時復興加速本部長、自民党の復興加速本部長も、三年目の春は仮設住宅では迎えさせないと、そういうふうにお話をされました。もう五年になろうとしているわけでありますから、このこともしっかりと政府・与党としてもそこを受け止めながら、これから様々な課題に取り組んでいただかなければなりません。
 そこで、今日は、余り細かいことの質問というよりも、いろいろ申し上げませんが、端的に幾つかの点で、福島県民があるいは自治体が今悩んでいる点あるいは要望している点、住民の皆さんがこうしてほしいという幾つかの点について質問をさせていただきたいと思います。
 まず、帰宅困難区域、この復興についてであります。
 九五%が帰宅困難区域となっている双葉町や大熊町がございます。大変厳しい環境なんですね。実は、ほかの地域は除染が着実に進んでいることは言うまでもありませんが、この帰宅困難区域については、高線量地域ということで国が責任を持って実は除染をするということになっております。それぞれの自治体、特に双葉、大熊、復興ビジョンをつくりながら、一日も早く帰還をしたいという意向調査も含めながら様々なことを実はやっているんですが、今一番問題なことは、この除染についての計画が全く明確にされていない。ひょっとしたら、帰宅困難区域で、そこには中間貯蔵施設が、今、用地買収を行っていますが、できることによって、そのままなし崩しに除染をしないのではないかという不安が実はこの地域住民や自治体にあるんです。
 この帰宅困難区域における除染の問題あるいはインフラ整備の問題、これらの問題が、もっと復興庁としてもそれぞれの関係省庁と明確にしていかないと、復興ビジョンを掲げても具体的な時間軸が示すことができない。これは、幾ら調整懇談会をやってそれぞれの住民の皆さんとの意見交換をしても全く前に進まない。これは大変厳しい状況なんです。
 帰宅困難区域の復興について、このなし崩しに除染をしない、インフラ整備を適当にしてしまう、そういう問題を含めて、しっかりと復興庁としても明確な方針を時間軸を含めて示していただかなければこれは困るわけです。このことについての復興大臣の見解をお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 増子輝彦

speaker_id: 28246

日付: 2015-12-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会