竹下亘の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)
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○国務大臣(竹下亘君) お話しいただきましたように、被災者お一人お一人の気持ちなり置かれている状況というのはそれぞれ違っておりますので、本当に寄り添うような対応を我々はしていかなければならない、特に健康の問題、心の問題といったような、まさに個人の心に関するような部分は丁寧な上にも丁寧に対応しなければならないと。
今我々が取り組んでおります一つは、まずは健康、やっぱり高齢者が多いものですから、見守りを行う相談員、これ六百十五人、それから復興支援員四百五十名、合わせて千人を超える皆さん方のお力添えを得まして、仮設住宅やあるいは新たに建った災害公営住宅に移られた後もそういう健康の問題、見守りの問題、心のケアというのは必要な状況でありますので、今対応を進めているところでございます。
特に心の問題につきましては、心の復興について、例えば、ただ、こんなことを言ったら叱られますが、ただぼうっとしているんじゃなくて、農業を一緒にやってみませんかといったような問いかけをして、いや、やってみようかなという方と一緒に農作業に取り組む。あるいは、私は不可能ですが、中高年の男性に料理教室を開いて料理を教える、興味ある人はどうぞ参加してくださいと。さらには、特に女性の皆さん方が多いんですが、手編み、編み物教室ですとか手作りのグッズを作るといったような、励みにつながるような活動というのを是非やっていただきたいと。
見守りの方、あるいは支援員の方だけではなくて、例えば、新たにみんなで移った災害公営住宅の中で、そんな手作りグッズを作ることの得意な人、もうその人に先生になってもらって、周りを巻き込んでやってくださいというお願いをするなど、いろんなことをやってきておるところでございますが、これ、正直言って国が全部手が届くわけではありませんので、まさに市町村の皆さん方、一番情報を持っている市町村の皆さん方ともしっかり連携して、この部分は新たな住宅に移っていただいた後もしっかりやらなければならない。
というのは、田舎というのは、コミュニティーがしっかりしているというのは田舎の特徴であり、強みであるんです。ところが、災害、被災に遭われて、仮設住宅、これいろんなところから入っておられますから、全く知らない人たちが、残念、残念というか、四年もたちますと、そこに新たなコミュニティーができると。今度、じゃ災害公営住宅へ移る、あるいは自分たちが家を建てて防災集団移転で移っていくと、そうするとまたばらばらの人たちが入ってくるということで、コミュニティーをどうつくっていくかというのは田舎にとってはもう必要不可欠の状況でありますので、そこも含めてしっかりとソフトの対応をしていかなきゃならぬと、こう思っております。