森まさこの発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)
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○森まさこ君 是非お願いをいたします。
次に、医療問題について質問をいたします。
本法案の提案理由の中で、大臣は、住民の帰還を促進するため法案を提出すると述べられました。
住民の帰還促進、そのためには医療体制の整備が最も重要であると考えております。二十七年の三月に復興庁が出した平成二十六年度原子力被災自治体における住民意向調査結果というこの住民意向調査を見ても、三十一ページ、三十三ページに記載がありますとおり、帰還する場合に希望する行政の支援は、医療、介護福祉施設の再開や新設というのがトップを占めております。飯舘村を除いて、川俣町、富岡町、大熊町、双葉町、楢葉町が一位となっております。また、戻らない方の理由も、トップが医療施設でございます。(18)の現時点で戻らないと決めている理由は、医療環境に不安があるからがトップとなっております。
今、楢葉町が長期一時滞在三か月間ということで、私、四月十一日に行ってまいりました。今宿泊をしている楢葉町の住民の方のお宅に伺って、付近の方も集まっていただきましてお話を伺ってきましたが、やはり一番の不安が病院でございます。楢葉町の中にはもちろん病院はございませんから、一番近くの広野町の病院、また救急となるといわき市の共立病院まで四、五十分掛けて行かなければなりません。帰還を希望している方のほとんどが高齢者でございます。この医療機関というニーズに応える環境になっているかということをこれから質問をしてまいりたいと思います。
本法案では、帰還する住民や事業者に税制優遇などの制度があっておりまして、その事業者には病院も含まれます。しかし、これは、今から帰還する、そして再開する病院だけではないでしょうか。今すぐ帰還する病院などあるんでしょうか、ありません。それは帰還する住民がまだ少ないからです。少ない住民の場合でありますと病院の経営も成り立ちませんので、例えば楢葉町でも、将来帰ろうかどうか考えているクリニックのお医者様も、ある程度の住民が帰ってからでないと難しいというふうに述べられております。
ここで復興庁に質問したいと思いますが、既存の病院で今頑張っている病院があります。楢葉町の方は、先ほど広野町の高野病院に行くというふうに言いました。それからいわき市の共立病院に行くでしょう。相双地域ですと、その中で行ける病院は、北は南相馬市の原町の病院ですね、そして南の方は広野町の高野病院だけです。その相双地域の外側にある、あとはいわき市の共立病院に行ったり県中まで行かなければならないんですが、相双地域の中で既に今頑張っている既存の病院、これはこの法案の対象になっておりますでしょうか。