舞立昇治の発言 (農林水産委員会)
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○舞立昇治君 ありがとうございます。是非ともよろしくお願いいたしたいと思います。
今日は非常に順調に質問こなさせていただきまして、最後一問だけ、林業振興について質問させていただければと思います。
温室効果ガスとの関係でございますけれども、温室効果ガスの削減めぐりまして、二〇二〇年以降、世界の気候変動、地球温暖化対策の新たな枠組みにつきまして、年末に開かれます国連気候変動枠組条約、UNFCCCの第二十一回締約国会議、COP21でございますけれども、この場で二〇二〇年以降の枠組みの合意を目指しているところでございますけれども、準備が整った国は本年三月までに国連に提出することを要請されておりましたところ、政府、環境省の方でございますけれども、三月の提出は見送り、検討を急ぐ考えを示されておりますけれども、今後、来月の六月にドイツで開催されるG7、はたまた遅くとも秋には国連に提出する必要があるというところでございます。
この温室効果ガス削減の問題につきましては、CO2の排出源、吸収源の両面での対応が必要となりますけれども、日本の火力発電等に係りますCO2の排出抑制の方の処理技術は世界最先端と言われていて、これ以上の排出源対策はそんなに期待できないと私は思っておりまして、やはり日本の強みといたしまして、豊富な森林資源を最大限活用して、吸収源対策に多くを頼らざるを得ないんじゃないかというふうに考えております。
この点、昨年の与党税制改正大綱でございますが、林大臣に熱心にまとめていただきましたけれども、「森林吸収源対策及び地方の地球温暖化対策に関する財源の確保について、財政面での対応、森林整備等に要する費用を国民全体で負担する措置等、新たな仕組みの導入に関し、森林整備等に係る受益と負担の関係に配意しつつ、COP21に向けた二〇二〇年以降の温室効果ガス削減目標の設定までに具体的な姿について結論を得る。」と記載されております。
この大綱の文脈からは税財政両面での対応が考えられますけれども、この森林吸収源対策で有効と考えられる施策として、もう私もいつも言っておりますけれども、森林整備加速化・林業再生基金事業がございます。この本事業、地域の実情に応じて、関係者の合意の下で、間伐、路網整備、木材加工流通施設や木質バイオマス利用施設の整備など、川上から川下に至る対策を総合的に実施するもので、森林吸収源対策のみならず、この林業、木材産業の成長産業化にも大きく貢献し、森林の多面的機能の維持、発揮のほか、山村地域におけます新規就業者の増加など、大変重要な事業と認識しております。
本事業は、始まりが補正で措置したので、継続のためには補正じゃないとということで、これまでずっと補正で措置されてきておりますけれども、いよいよ一層森林吸収源対策を進めなければならないという環境の中で、私は本当に当初予算で措置する時期が来たんじゃないかと思っております。
財政面での捻出か、税制面での新税での対応など、いずれの対応になるにせよ、この森林整備加速化・林業再生基金事業につきましては、これまでの殻を破って、KPIを定めた上で、これまで以上に、地域の実情に応じた様々な林業、木材産業に関する施策を幅広く実施できるように、例えば地方創生に係る新たな交付金としてリスタートするなど、何らかの形で確実に当初予算に位置付けるべきと考えておりますけれども、凜とした、すばらしい名字をお持ちになり、林業関係者からの信頼が最も厚い林大臣に、最後、決意をお聞かせいただければと思います。