下地幹郎の発言 (安全保障委員会)
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○下地委員 私も、この事件があったから沖縄の基地を全面撤去なんということは言っていないんです。安全保障の論理は大事だと思っているんです。だけれども、大臣、カーター国防長官が言った話も、少女暴行事件のときもアメリカの高官はみんな今と同じことを言った。中城で暴走して、飲酒運転で小学生の女の子がひき殺されたときも同じように言った。裁判権は日本に渡すと言った。これも当たり前のこと。当たり前のことのコメントがアメリカの高官からずっと続いてきて、五千八百回になっているんですと僕は申し上げているんです。
私が言いたいのは、大臣が、基地があるからこの問題があるというのを認めたところからこの問題は解決していくと思うんです。誰も基地を全部撤去しろと言っていませんよ。しかし、基地があるからこういう事件が起こる、そういうことを大臣がまず認識した上で、どうやったらなくしていけるのかという話をしていかないと、そこの原点のところをずっと曖昧にしたままでは、沖縄には基地があるね、五万人の軍人軍属がいるからこういう事件が起こるんだよ、だから自分たちも何をすべきか考えなければいけない、ここをやはり言わないと僕は前に進まないと思いますよ。
今、沖縄の県議会で何をやっているかといったら、きのう副知事のところに行って、会派の人たちが言っているこの文書を見て、うちの県会議員もいたのでちょっとびっくりしましたけれども、日米地位協定が変えられなかったら条例をつくるよ、もう条例をつくる以外に道がない、国が何もしないんだったら、もうそれだと。
凶悪な犯罪を起こしたら県道は使わせない。県民の財産でつくった県道は使わせない。もし凶悪な犯罪を起こしたら、県の施設には米軍は入れない。もし凶悪な犯罪を起こしたら、基地で訓練のときに使う水だとか電気は供給しない。こういうことまで要望書の中に書かなければ、もう自分の県のことは自分で守らなければだめだという認識まで来ているんですよ。
国が、北米局が米国べったりで、七十年間一つも地位協定を改正してこなかった背景のところが、もうここぐらいまで、自分たちで条例をつくらないと自分の県の人たちを守れないというところまで来ているんです。恥ずかしくないか、あなた方。改正しろよ。一人の大事な命を殺しておいて、いつまでアメリカ寄りの態度をとってやっているんだ、おまえら。ふざけているよ、本当に。
まともなやり方をしないと、今回は納得しませんよ。これは私だけじゃなくて全部の思いだと思うから、そのことだけ申し上げて質問を終わりますけれども、本気でやってくださいよ、大臣。大臣ならできるよ、本当に。何か今までのものと違ったもの、これを一個見せれば、また新しく日米同盟の重要さ、安全保障の重要さが芽生えてくるということを申し上げて、私の質問を終わります。
ありがとうございました。