岸田文雄の発言 (外務委員会)
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○岸田国務大臣 ことしのG7サミットを中心とする一連の閣僚会合の先頭を切って、あと十日後になりましたが、G7外相会談を開催することになるわけですが、これに向けて、私も、年明けからG7の各国の外相全員と電話会談を行いましたし、年明けから英国、カナダ、イタリア、そしてフランス、こうした外務大臣とも外相会談を積み重ねてきました。
その中で、外相会談における主要なテーマの絞り込みを行ってきたわけですが、各国の関心を考えますときに、まず、外相会談において最重要なテーマとして取り上げられると考えられますのは、テロ対策、そして暴力的過激主義対策、そして難民問題であると考えます。また、地域情勢においては、やはり中東、そしてウクライナ、これが各国共通の強い関心を示した課題であります。
それに加えまして、今回八年ぶりにアジアで開催するG7の外相会談になりますので、やはりアジアの問題を取り上げたいと考えています。北朝鮮、そして海洋の安全保障、こういった議題が取り上げられるのではないか、このように感じています。
そして、それに加えて、今回初めて被爆地で開催されるG7外相会談ですので、軍縮・不拡散につきましてもしっかり議論を行いたいと思います。
そして、委員御指摘のように、この外相会談におきまして、ぜひ広島宣言というような独立した文書を成果文書として発出をしていきたいと考えています。
昨年のNPT運用検討会議等の議論を見るときに、今、核兵器のない世界に向けての機運が国際的にしぼんでいる、こういった危機感を感じます。また、北朝鮮の核実験の強行等は、国際的な核不拡散体制に対する挑戦であると考えます。
こういったときだからこそ、ぜひ、被爆地で開催されるG7外相会談において、このG7の枠組みは核兵器国と非核兵器国がともに含まれる枠組みでありますので、この枠組みから、核兵器のない世界に向けての取り組みの機運を再び盛り上げる、取り組みを再稼働させる、こうしたことにつながる強いメッセージを発出していきたいと考えています。内容については今まだ引き続き調整をしていますが、ぜひ簡潔で明瞭な力強いメッセージにしたいと考えています。