岡本三成の発言 (外務委員会)

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○岡本(三)委員 ぜひ、大臣のリーダーシップで、世界に共感の輪を広げていただけるような広島宣言をお願いしたいと思います。
 この際、ケリー国務長官も広島を御訪問されるわけですけれども、私は、ぜひ大臣に、ケリー米国国務長官にオバマ大統領の任期中の広島訪問というのを正式に御要請いただきたいというふうに期待しています。オバマ大統領の任期、あと十カ月しかないわけですから、今回のG7サミットが、もしかしたら、残念ながら大統領としては最後の訪日になられる可能性もあります。
 一部報道では、核軍縮をアメリカの国務省で担当していらっしゃるガテマラー次官は、大統領のG7に合わせた広島を訪問される可能性について、ホワイトハウスが検討中だと承知しているというふうにコメントをしていらっしゃいます。
 オバマ大統領御自身、核なき世界の実現を訴えられて、ノーベル平和賞を受賞されました。残りの任期の中で、御自分が世界に対してどういう貢献、リーダーシップが発揮できるかということをお考えではないかというふうに私は思っているんですね。そう考えたときに、この被爆地である広島を御訪問いただいて、そして、広島、長崎を含めて、第二次世界大戦で犠牲になられた世界じゅうの方々に対して哀悼の意を表明していただくというのは、大変に意義があることではないかなというふうに思っています。
 この件は、実は、いろいろなメディアでその可能性が今まで議論されてきたんです。アメリカの中でも、そういうことをやることが、例えば大統領選挙にどういう反応があるのかということも議論されましたし、日本の中でも、オバマ大統領が被災地に行かれることによって、その発言の御内容によっては日本の中でさまざまな、ネガティブな意見が起こったときにどうするんだと、いろいろなことが議論されているのはよくわかっているんです。
 ただ、私は何を申し上げたいかというと、例えば、大統領に被災地に来ていただいて、そこで何か原爆投下の反省の弁を述べていただきたいとかそんなことは全く思っていないんです、そういう、いろいろな過去に対しての思いがある方がいらっしゃるのをわかった上で、現実、その被災地に行っていただいて、それこそ未来志向で、原爆がもたらす悲惨な結果ということを大統領御自身その地で確認をしていただいて、大統領が常にメッセージとして世界に発していらっしゃった核なき世界の実現ということに対して、大統領任期の一番最後の時点でももう一度世界に対してリーダーとして発信していただくということを期待したいなというふうに思っているんです。
 この機会を逃してしまうと、もう本当にこのような機会が将来起き得ないのではないかというふうに危惧をしておりまして、今回こそ、仮に、最終的な御決定は当然アメリカの中でさまざまな御判断があると思いますので、大きな期待をするということでは必ずしもないかもしれないんですけれども、外相会談のときに、広島の地で、サミットの議長国である日本の岸田大臣がアメリカのケリー国務長官に正式に依頼するというのは、当然やるべき責任だと思いますし、世界に対してのメッセージも大きなものがあると思います。
 こんなことを私がそんたくするのは失礼ですけれども、オバマ大統領もそういうことの可能性を模索していらっしゃって、その実現に向けて御尽力してくださるのではないかなというふうに期待していますので、これはぜひ正式に外務大臣としてケリー国務長官に御依頼をいただきたいんですけれども、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119003968X00920160401_010

発言者: 岡本三成

speaker_id: 5365

日付: 2016-04-01

院: 衆議院

会議名: 外務委員会