岡本三成の発言 (外務委員会)
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○岡本(三)委員 これは、エープリルフールでもそういうことは言えないというのはよくわかっています。ただ、大臣の今の表情の中に、思いは共有していただいているということを私、感じ取りましたので。
先ほど申し上げたように、これは大切な点なので、日本の中にも、あの原爆の投下に対して、例えば米国に責任があるのではないかというふうな議論が渦巻いているのもよくわかっています。ですから、万々が一、万々が一と言ってはいけないですね、オバマ大統領の広島訪問が実現されたときには、それこそ献花をしていただくだけでも私は十分ではないかなと思っておりまして、大統領に対しては未来志向の、核なき世界の実現ということを世界のリーダーとして発信していただきたいということが趣旨ですので、その点、確認をさせていただきたいと思います。
続きまして、シリア問題につきましてお伺いいたしたいと思います。
ベルギーのテロが余りにも大きな事件でしたので、日本国内において、さまざまな海外でのメディアの発信というとそのことが大きく取り上げられていますけれども、世界のメディアを見ますと、同様に大きく取り上げられているのが、シリアの停戦後の状況が大きく改善しているということであります。
実は、このシリア問題、内戦が始まりましたのがちょうど五年前、二〇一一年になります。この五年間で、亡くなった方は二十七万人、国外に避難された方は一千万人とも言われておりまして、難民問題としても今世界最大の課題となっているわけですけれども、約一カ月前の二月二十七日に、米ロ主導で停戦が合意をされました。これは政権側と非政権側であって、テロリストはこれには当然かかわっていないわけですけれども。ジュネーブで国連主導で行われております和平協議は、最終的な国の形をどうするかということでさまざま政権側と非政権側でまだ対立が続いていますけれども、米ロ間で合意をしたことが着実に実行されるという点では、物すごい勢いで進展がなされているというふうに報道されていますし、私もその事実を見てそう感じています。
先週、三月二十四日も、ケリー国務長官はモスクワを訪問されまして、この件について議論をされています。さすがアメリカだなと思いますのは、過去一年間のうちに、ケリー国務長官は三回ロシアを訪問されて、この件について進められたわけですけれども、先週の議論では、シリアの新統治機構の発足と新たな憲法草案の策定をことしの八月までに完了するということで米ロで合意をしたというふうに報道をされております。
実際に、ISもその拠点をシリアに置いているというふうに言われておりますので、シリアの内戦の状況が解決されるようなことがあると、世界じゅうのテロの脅威という点からも大きく前進できることだというふうに思っておりますので、このシリア情勢の改善というのは、我が国に対する直接的なテロのリスクの軽減という意味からも大変重要だと思っているんです。
さまざま報道でしか私は目にしておりませんので、とりわけこの一カ月間、どのようなシリア情勢の進展があったかということを御答弁いただければと思います。