岡本三成の発言 (外務委員会)

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○岡本(三)委員 スピード感が勝負だと思いますので、積極的に考えていくというお言葉、ぜひ期待を申し上げたいと思います。
 最後に、難民の方々に対する人道的な支援の、日本らしい積極的平和主義の形としての、難民の子供たちに対する教育支援ということに、いま一度言及させていただきたいと思います。
 私は、昨年の通常国会が終わった直後に、我が党の参議院議員の谷合さんとともに難民キャンプの訪問に行ってまいりました。ヨルダンのシリア人難民キャンプ、パレスチナのガザ地区にも行ってまいりました。
 ガザ地区は、御案内のとおり過去五年間で大きな紛争が三回行われておりまして、日本の国会議員で紛争が始まった後にガザ地区に入れたのは、私たちが初めてだと思います。
 実際に、そのガザ地区に入る前の晩も、イスラエルとの間でミサイルの撃ち合いが行われまして、行ったことでけがをして皆さんに御迷惑をおかけしてはいけないと思って、UNRWAという国連国際機関にお願いをして、安全な形で行かせていただきましたけれども、その際に、ホスト国である、例えばヨルダンの首脳であるとかパレスチナの首脳に期待をされた日本らしい難民に対する支援の形がありまして、それがまさしく、その国の将来を建設する若者に対する教育支援を日本で行ってほしいということなんですね。
 実は、この訪問をしたとき、ちょうどニューヨークで国連の総会が行われておりまして、総理が八億五千万ドルの難民支援に対するコミットメントをいたしました。約九百億円。残念ながら、国際的なメディアの中で、この日本のコミットメントが大きく報道されたところは一件もありません。九百億コミットしても、大きなメディアで大きな報道になっていないんです。
 一方で、その難民を支援するようなホスト国、または難民対象国から言われたのは、もし日本が、例えば学生を毎年百人日本に迎え入れてしっかりと教育をして、そしてその国のリーダーとなるように送り出すようなことがあれば、世界じゅうのメディアが、日本のその人道支援について大きな評価と報道をなされるのではないかというふうなことを口々に言われました。
 これは例えば、日本の国費留学生として、毎年百人プラスアルファで迎えたとします。お一人に例えば年間五百万円かかったとして、毎年毎年続けるのに幾らかかるかというと、ざっくり言いまして二十億円から三十億円です。それで国際社会が日本の国際支援に対するあり方を大きく評価するということであれば、当然そのお金というのは税金から出てくるわけですから、費用対効果から考えても大変意義のある国際貢献の形ではないかなと思っているんです。
 こういうことを、帰国した後、大臣にも申し入れをいたしました。総理にも申し入れをして、その後、参議院の本会議で山口代表から総理にも御質問をいただいて、常々、御答弁は、非常に有意義な提案なので前向きに検討いたしますというふうに言われてかなりな時間がたつんですけれども、そろそろ前向きな検討を具体的な形にしていただけないかと思っているんです。
 御案内のように、日本は、一年間に約四千人の国費留学生を世界じゅうからお迎えしている中で、さらに二十億円、三十億円の予算を確保していただいて、この難民の地域のお子さん方にしっかりとした国際支援をして、新たな国づくりのために頑張っていただく、大変有意義な日本の国際的な人道支援だと思います。
 大臣、四月一日だからということではありませんが、ちょっと三歩ぐらい踏み込んだぐらいの前向きな御答弁をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 岡本三成

speaker_id: 5365

日付: 2016-04-01

院: 衆議院

会議名: 外務委員会